アグエロのPK失敗は人気ラッパーの“呪い”のせい!? 2ショットを撮ったフットボーラーが次々と…

2019年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

“被害者”はサッカー界だけじゃなく…。

無類のスポーツ好きとして知られるドレイク。彼の“呪い”が欧州サッカー界をざわつかせている。 (C) Getty Images

 現地時間4月9日、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第1レグが行なわれ、トッテナムと対戦したマンチェスター・シティは0-1の敗戦を喫した。

 この痛恨の負けにエースのセルヒオ・アグエロが犯したミスショットが大きく関係しているのは言うまでもない。13分に相手DFダニー・ローズのハンドでVAR判定の末に手にしたPKをアルゼンチン代表FWは、トッテナムの守護神ウーゴ・ロリスにセーブされてしまったのだ。

 そして、このアグエロのPK失敗によって、欧州サッカー界をざわつかせている、ある"呪い"が話題を振りまくこととなった。その戦慄のジンクスを呼び込んでいるのは、世界的なラッパー、ドレイクその人である。なんと彼が激励した選手が属するチームがことごとく敗戦を喫しているのだ。

英紙『The Sun』によれば、無類のスポーツ観戦マニアとしても知られるドレイクは、現在、英国ツアーの真っ最中で、頻繁に仲の良いフットボーラーと交流しているのだが、彼との2ショットをSNSに掲載した選手が属するチームはことごとく敗れているのだ。それも重要な一戦に……。
 
 まず、被害にあったのは、ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョだ。マンチェスターでのライブに参加した彼は、3月11日に2ショットを公開。そして約1か月後に迎えたバイエルンとのブンデスリーガの大一番で0-5と大敗した。

 そして、今月3日にロンドンで行なわれたドレイクのライブに足を運んでいたアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、楽屋でドレイクにサイン入りのユニホームを手渡した模様を紹介。すると、来シーズンのCL出場権争いを続けているアーセナルは、7日に行なわれたエバートンとの一戦で0-1と敗戦した。

"ドレイクの呪い"の極めつけがアグエロだった。サンチョと同じく先月にマンチェスターで開催されたライブでドレイクと顔を合わせていたアルゼンチン代表は、前述の通り、PKを失敗。チームも重要な第1レグを落として、CLベスト4進出に暗雲が立ち込めているのだ。

 この呪いの凄まじいのは、被害者がサッカー界だけにとどまらない点だ。

 昨年には総合格闘家のコナー・マクレガーが復帰戦で敗戦。さらに2015年は年間グランドスラムを狙っていたプロテニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムスが全米オープンの準決勝で敗退の憂き目に遭っている。

 この先、ドイツやオランダでのライブを予定しているというドレイク。この呪いを知るサッカー関係者は、もしかすると、選手たちに彼と会うことを禁止するかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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