衝撃的エピソード…“闘犬”ガットゥーゾ、練習場で生きたカタツムリを食す! いったいなぜ?

2019年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

なぜ、生きたままカタツムリを食べたのか?

ミランの中心に君臨していた当時29歳だったガットゥーゾは、何でもやってしまうほどノリに乗っていたのかもしれない。 (C) Getty Images

 元イタリア代表MFにして、現在セリエAの超名門ミランを指揮するジェンナーロ・ガットゥーゾの衝撃的なエピソードが話題を呼んでいる。

 サッカー界きっての切れ者にして、"リンギオ(闘犬の意)"の愛称通り、何ものも恐れないファイティングスピリットを持つガットゥーゾは、ミランの指揮官として、今も現役当時と変わらぬ情熱的な振る舞いを見せている。

 そんな闘将の仰天のエピソードを伝えたのは、英国きっての大衆紙『The Sun』だ。それによれば、ミランの絶対的なダイナモとして君臨していた2007年、ガットゥーゾは重要な試合の前日に地面に落ちていた生きたカタツムリを食べたというのだ。

 耳を疑いたくなるニュースだが、これは事実だ。本人も「ああ、食べたよ」と認めている。しかし、なぜ、ガットゥーゾは、そんな行為に及んだのか。同紙によれば、"事件"が起きたのは、2007年に開催されたマンチェスター・ユナイテッドとのチャンピオンズ・リーグ(CL)の準決勝第1レグの前日練習で、カタツムリを発見した時だったという。
 
 チームメイトから「流石のジェンナーロもこれを食う勇気はないだろ」と言われたことに反応したガットゥーゾは、「500ユーロ(約6万5000円)を払ってくれたら食ってやる!」と言い放つと、1万5000ユーロ(約195万円)を集金。そして、仲間たちが見つめる目の前でカタツムリを丸のみにしたという。

 まさか本当にやるとは思わっていなかったチームメイトたちが愕然とするなか、ガットゥーゾはここで"漢気"を見せる。手にした195万円をチームでインターンシップを受けていた4人のフィットネスコーチに全額を手渡したのだ。

 生きたカタツムリを食べることは死の危険性のある行為だ。しかし、そんなタフなことをやってのけたガットゥーゾは、翌日のマンチェスター・ユナイテッド戦でフル出場。しかも、ミランは、そのシーズンのCL王者に輝いている。返す返すも、彼のタフさを物語るエピソードである。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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