「特大の衝撃!」「まさか10人の相手に…」鹿島に大逆転を許した慶南を韓国紙が痛烈批判!

2019年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島については「アグレッシブな姿勢を崩さなかった」

丁々発止の攻防戦を経て、後半に2点をリードした慶南FC(赤)。鹿島に競り勝ったと地元ファンは確信したはずだが……。(C)Getty Images

 ホームチームにしてみれば、キツネにつままれたような敗北だろう。

 火曜日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ第3節、慶南FC対鹿島アントラーズの一戦は、最終盤によもやのドラマが待っていた。0-2から1点を返した鹿島ながら、84分にDF犬飼が退場処分を食らってしまう。万事休すと思われたが、ここから怒涛の巻き返しを見せるのだ。アディショナルタイム1分に金森が千金弾を突き刺して同点にすると、その3分後にはゴール前のこぼれ球を拾ったセルジーニョが狙い澄ました一撃! 見事逆転に成功し、グループ首位の座を堅持したのである。

 あまりにもショッキングなどんでん返し。地元・韓国の大手新聞社『朝鮮日報』は、電子版で以下のようなマッチレポートを掲載した。

「過去2戦がふたつの引き分けに終わっていた慶南は、王者・鹿島から2点のリードを奪って初白星が目前だったが、お粗末なディフェンスで立て続けに失点し、後塵を拝してしまった。オウンゴールで1点差に詰め寄られたものの、相手がひとり少なくなる幸運な展開。しかしその願ってもないアドバンテージも活かせなかったのである。10人の鹿島にまさかの逆転負けを喫して、特大の衝撃をもたらした。慶南の自滅と言うほかないゲームだ」

 かたや鹿島に対しては、「試合を通じて常にアグレッシブな姿勢を崩さず、2点差になっても下を向くことはなかった」と称え、「最終的には彼らの勝利への執念が慶南を失意のどん底に突き落としたのだ」と評した。

 鹿島は次節(4月24日)、その慶南FCを本拠地に迎えて、リターンマッチを戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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