【ACL】日韓対決は1勝1敗。鹿島が逆転勝利も、浦和はホームで全北に痛恨の敗戦!

2019年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤に汰木、杉本とアタッカーを投入して勝負に出るも

興梠が元鳥栖のキム・ミンヒョクと競り合う。(C) SOCCER DIGEST

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は4月9日、各地でグループリーグ3節を開催。浦和レッズは、ホームの埼玉スタジアムで全北現代と対戦し、0対1で敗れた。


 浦和は、立ち上がりからアウェーの全北現代に押し込まれる展開に。前線のリカルド・ロペス、イ・ドングッらにボールを集め、浦和ゴールに迫る。開始6分にはR・ロペスの強烈なシュートが浦和ゴールを強襲。しかし、これはGK西川周作が好セーブで難を逃れる。さらに23分にはイ・ドングッにヘディングシュートを撃ち込まれるが、これは枠をずれた。


 浦和はその後も、全北の猛攻を耐え凌ぐ苦しい時間帯が続くが、25分過ぎからようやく流れを掴み始め、30分過ぎに武藤雄樹が初シュート。つづいて槙野が強烈なミドルシュートを放ったが、枠を捉え切れなかった。

 前半を0-0で終えると、後半は浦和もディフェンスラインをより高く設定し、果敢な姿勢を打ち出していく。53分には森脇良太の強烈な左足のシュートが左ポストを直撃。さらに60分にもエヴェルトンがペナルティエリア手前からシュートを放つが、これも枠を捉え切れず。

 激しいゴール前の攻防が続いた試合は終盤の77分に均衡が破れる。全北はアタッキングサードでのコンビネーションから抜け出した途中出場のアドリアーノが右足でゴールネットを揺らす。全北が先制に成功する。

 浦和はその後、汰木康也、杉本健勇とアタッカーを投入して反撃に出るが、1点が遠い。結局、0対1で全北に敗れ、通算成績は1勝1分1敗となり、勝点で全北の後塵を拝す結果となった。

 一方、浦和よりも1時間早くキックオフしていた鹿島アントラーズはアウェーで慶南FCと対戦。2点のリードを許したものの、3点を奪い返し、逆転勝利を収めている。この日の日韓対決は、1勝1敗の結果となった。

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