またしても終了間際にスアレス&メッシが鮮やかなアベック弾!バルサがアトレティコとの天王山を制す!

2019年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

明暗を分けたレッドカード

なかなかシュートを決めきれなかったメッシが追加点。この1点で完全に勝負を決めた。(C)Getty Images

 現地時間4月6日に開催されたラ・リーガ第31節、8ポイント差で迎えた首位バルセロナと2位アトレティコ・マドリーの頂上決戦は、ホームの前者が2-0で勝利。残り7試合で勝点差を11に広げ、リーガ連覇に大きく前進した。

 序盤からバルサの攻撃を、アトレティコが受ける予想通りの展開。14分にはリオネル・メッシの見事なパスを受けたジョルディ・アルバがフリーでシュートを放つも、これはポストに嫌われる。

 27分には、ルイス・スアレスの落としを受けたフィリッペ・コウチーニョが、DFディエゴ・ゴディンをかわして右足で狙うも、GKヤン・オブラクにセーブされる。

 その直後だった。ジエゴ・コスタが主審への暴言でまさかのレッドカード。その後は、数的有利となったバルサがさらに一方的にボールを支配する。
 
 後半、メッシやスアレスが次々にシュートを浴びせるも、オブラクがことごとくセーブ。とりわけ、メッシがドリブルで敵を引き付けてフリーになったスアレスが放った63分のそれは決定的だった。

 完全にリトリートしたアトレティコをなかなか崩せなかったホームチームが均衡を破ったのは、85分。左サイドのジョルディからボールを受けたスアレスが、ゴール右隅に鮮やかシュートを突き刺し、先制点を挙げる。

 さらにその1分後、右サイドから抜け出たメッシがDFホセ・ヒメネスをかわして、狙いすました追加点を奪って試合を決めた。

 前節のビジャレアル戦に続き、スアレスとメッシが終了間際にゴールを決めたバルサが勝利。天王山をきっちりモノにし、リーガ連覇をまた一歩近づいた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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