「フランクフルトの“国防長官”がやる気だ」ドイツで評価を上げ続ける長谷部誠、CLへの熱い想いを告白!

2019年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「3位は不可能じゃない。このチームでもう一度CLに行きたい」

リベロとして“覚醒”した長谷部。CL出場圏内に浮上し、モチベーションも高まっているようだ。 (C) Getty Images

 元日本代表主将がドイツで燃えている。

 フランクフルトはブンデスリーガ第27節でシュツットガルトを3-0で下し、クラブ史上最長となるリーグ14試合連続無敗と達成しただけでなく、12節以来となるチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に浮上した。

 3位のレッドブル・ライプツィヒ(52)とフランクフルト(49)の勝点差は3ポイントで、次節にも3位に浮上する可能性がある。

 その次戦は、敵地でのシャルケ戦。この重要な一戦を控え、フランクフルトの長谷部誠が意気込みを明らかにした。現地紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』などが報じている。

 同紙は「守備の要であり、チームを進化させた要因のひとつ、アイントラハトの"国防長官"がやる気満々だ」と長谷部を評し、コメントを紹介している。

「今のチームの雰囲気は最高です。僕がここに来てから最も素晴らしい状態だと思う。次の試合も、自分たちの戦い方を100パーセント発揮することができれば、勝てると信じています。

 もちろん、いざ試合となれば、ゲームプランを少し調整する必要はあるでしょう。でも、頼りになるチームメイトがいるし、僕はその"調整"がより明確になるように注意を払うだけです。頼りになる仲間がいればそれほど難しいことではないんです。

 (シャルケに)勝利すれば、より目標が近づく。4位を守ることはもちろん、3位になることも不可能ではない。僕はこのチームで、どうしても、チャンピオンズ・リーグにもう一度行きたいんです」

 CLへの熱い想いを告白した長谷部。その現地紙は、「たとえ鼻を骨折したとしても、彼の感覚は鈍らなかった。我々のリベロは健在だ」と称賛しきりだった。

 注目のシャルケ戦は現地時間4月6日(日本時間22時30分)にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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