【松本】DF宮地元貴がアメリカ4部クラブへ完全移籍!「プロサッカー選手として人間・宮地元貴として…」

2019年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

東京Vユースから慶応義塾大、名古屋を経て松本へ

東京Vユースに所属後、慶応大に進学。プロになってからは、あまり出場機会を得られず、不遇な時を過ごした。(C)SOCCER DIGEST

 4月5日、松本山雅FCは2018シーズンにアスルクラロ沼津に期限付き移籍していたDF宮地元貴が、2019シーズンよりアメリカのナショナルプレミア・サッカーリーグ(4部)に所属するチャタヌーガFCへ完全移籍することを発表した。

 宮地は東京ヴェルディユースに所属した後、慶応義塾大に進学。2017年から加入した名古屋グランパスでは、同年6月に天皇杯2回戦で公式戦に初出場を果たすも、入団からわずか半年後に松本に完全移籍。しかし、なかなか出場機会を得られず、2018シーズンにはJ3の沼津に期限付き移籍していた。
 
 宮地は松本の公式サイトを通じて以下のコメントを発表している。

「松本山雅FCに関わる全ての皆様。このたび、アメリカナショナルプレミアサッカーリーグのチャタヌーガFCに完全移籍することになりました。松本山雅FCには、大学2年生で参加させていただいたキャンプから今日に至るまでたいへんお世話になりました。クラブに関わる多くの皆様に掛け替えのない機会を与えていただきました。
 
 この素晴らしいクラブで結果を残せなかったこと、お世話になった方々に恩返しを出来なかったことは非常に不甲斐ないですし、今年こそJ1の舞台で松本山雅FCの一員として皆様と共に闘いたいという気持ちはございましたが、熟慮の末、プロサッカー選手として人間・宮地元貴として新天地で挑戦する決断をしました。
 
 結びになりますが、松本山雅FCに関わる全ての皆様、いつも僕を応援してくださった最高に熱く温かい松本のサポーターの皆様に心より感謝申し上げます。今シーズンは元より、今後の松本山雅FCの益々のご発展をお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。One Soul」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事