乾貴士の“無敗神話”がついにストップ!アトレティコに完敗したアラベスは4位浮上のチャンスを逃す

2019年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

アラベスでは初のベンチスタートに

加入後初めてベンチスタートとなった乾。58分から出場したものの、見せ場を作れず。(C) Getty Images

 3月30日(現地時間)に開催されたラ・リーガ29節で、乾貴士が所属する5位のアラベスは、ホームで2位のアトレティコ・マドリー戦に挑んだ。

 日本代表の一員として22日のコロンビア戦、26日のボリビア戦に出場した乾は、コンディションを考慮され、加入後7試合目で初のベンチスタートとなった。

 数時間前に4位ヘタフェがレガネスに敗れていたため、勝てばチャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位に浮上するアラベスだったが、いきなり劣勢に立たされる。

 開始5分に、完全にフリーにしてしまったサウール・ニゲスに強烈なシュートを叩き込まれると、その6分後にはエリアの外からジエゴ・コスタに決められ2点をリードされる。相手を考えると、これはあまりに痛恨だった。

 その後は反撃に転じ、23分に乾の代役ダルコ・ブラサナッチが惜しいシュートを、27分にはトマス・ピナが際どいヘッドを放つなどチャンスを作り出すも、リーグ随一の堅守を誇るアトレティコの牙城を崩せない。
 
 乾が大声援に迎えられてピッチに立ったのは58分。ブラサナッチに代わって、右サイドハーフに入る。

 だが、わずかその1分後にカウンターからアルバロ・モラタに持ち込まれて決定的な3点目を奪われてしまう。

 その後、乾は左サイドにポジションを移すも、なかなか見せ場を作れなかった。

 84分にもトーマス・パーテイにミドル弾を浴び、0-4の完敗を喫したアラベス。乾の加入後7試合目にして初めて勝点を奪えなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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