【2014 J1寸評・採点|26節】広島対神戸

2014年09月30日 週刊サッカーダイジェスト編集部

広島対神戸

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト10.14号(9月30日発売)より
 
【広島】
[GK]
1 林 卓人 6 
再三のピンチに身体を投げ出して立ちはだかり、最少失点で凌いだ。
[DF]
33 塩谷 司 6.5 
13節以来のゴールなど、攻守に渡るハイパフォーマンスで苦境を救う。
5 千葉和彦 6 
相手のくさびを上手くインターセプト。数的劣勢では身体を張った。
4 水本裕貴 5.5 
対人の守備は良かったが、唯一失点の場面でボールウォッチャーに。
[MF]
14 ミキッチ 5.5 
左サイドの攻撃比重が高い影響でキープ回数が減り、鳴りを潜めた。
6 青山敏弘 6 
相手の寄せを巧みに回避。塩谷の得点シーンも横パスで起点となる。
8 森﨑和幸 6 
的確なリスクマネジメントと素早いプレスバックで攻撃の芽を摘む。
18 柏 好文 6.5 
切れ味鋭いドリブルで左サイドを突破。試合を通じて安定していた。
29 浅野拓麿 6 
リーグ戦初先発の緊張か、ミスも多かったが、速さや積極性で存在感。
7 森﨑浩司 6 
柏を上手く使いながらチャンスメイクし、ゴール前にも顔を出した。
[FW]
11 佐藤寿人 5.5 
18節以来の先発で意欲的にプレーしたが、渇望するゴールは奪えず。
[交代出場]
27 清水航平(MF) 5.5 
攻撃的に出たのが裏目に。小川に裏を取られ、失点を招いてしまった。
10 髙萩洋次郎(MF) 6 
密集地帯でもわずかなスペースを見つけ、塩谷にスルーパスを供給。
22 皆川佑介(FW) 5.5 
ポストプレーで身体を張るも、神戸CB陣のフィジカルに手を焼く。
[監督]
森保一 5.5 
想定していたカウンターに後手を踏み、明確な対策を示せなかった。
 
【神戸】
[GK]
22 山本海人 6 
アディショナルタイム、青山のミドルに好セーブを見せ勝点1に貢献。
[DF]
2 高橋峻希 6 
敵の決定的なシュートを頭で防ぎ、柏に主導権を許した帳尻合わせ。
4 北本久仁衛 6 
増川とのツインタワーで、ゴール前のハイボールを撥ね返し続けた。
14 増川隆洋 6 
攻守両面で高さが際立った。終了間際は前線に上がって攻撃に参加。
3 相馬崇人 6 
バーに嫌われるなど二度の決定機を逃したが、監督から及第点を得た。
[MF]
6 シンプリシオ 6 
最終ラインに下りてはビルドアップに参加し、チームを落ち着かせた。
16 チョン・ウヨン 5.5 
ボールの出しどころが少なく、ゲーム序盤から組み立てに苦しんだ。
7 ペドロ・ジュニオール 5.5 
ワンツーでの崩しに頼り、得意のドリブル突破はほとんど見られず。
10 森岡亮太 6 
絶え間なく動いてボールを引き出し、股抜きやヒールパスなど披露。
13 小川慶治朗 6 
8節ぶりに復帰。前半は慎重なプレーも、後半果敢に裏を狙いゴールに迫る。
[FW]
18 マルキーニョス 6 
ボールを収めるのに苦労したが、少ないチャンスを見事モノにした。
[交代出場]
23 枝村匠馬(MF) 6.5 
2列目でフレキシブルに動き、スルーパスで攻撃のリズムを作った。
27 橋本英郎(MF) − 
足を攣った小川に代わって左MFへ入り、流れを崩さず任務を遂行。
9 石津大介(FW) − 
勝点3を取るべく投入されたが、シュート1本を放つにとどまった。
[監督]
安達亮 6 
「ピッチを広く使う」をテーマとし、後半に鋭いカウンターが炸裂。
 
[試合内容]
決定機をモノにできない広島に対し、攻勢を強めた神戸が徐々にペースを握る。71分、枝村の縦パスに小川が潰れ、マルキーニョスが先制ゴール。負けられない広島も終了間際、塩谷が起死回生の同点弾を決めドローに持ち込んだ。
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