週末にはシャビ擁する首位チームと対戦!
コロンビア、ボリビアとの代表戦で存在感を示した中島。クラブでは、リーグ優勝に向けた戦い、そしてACLのグループリーグが待っている。 (C)Getty Images
森保ジャパンの3月シリーズを終え、招集メンバーはそれぞれのクラブへ帰還。今回、攻撃面で最も印象を残した中島翔哉は、ボリビア戦の翌日にカタールに戻り、週末の試合に備えて調整を行なっている。
今回の代表ウィーク中、アル・ドゥハイルは、日本代表に招集された中島と怪我人を除くメンバーで国内合宿を行なった。リーグ戦が再開する3月30日、第20節の対戦相手は現在、リーグ首位のアル・サッド。2位につけるアル・ドゥハイルの勝点差は4ポイントで、直接対決に勝利すれば肉迫することができる。連覇を狙うホームチームにとっては、重要な一戦となる。
大一番を前に、カタール日刊紙『The Peninsula』は中島のチームメイトであり、AFC アジアカップ2019の優勝メンバーであるMFカリム・ブディアフにインタビューを敢行している。
昨シーズンのカタール・リーグを制した同クラブは今冬から、長年、"モウリーニョの右腕"を務めたポルトガル人指揮官ルイ・ファリアが指揮を執っており、チームの変化を実感しているようだ。
「アル・サッドとの試合は、非常に重要な試合だ。タイトルを保持するために、ポイント差を縮める絶好の機会を逃すことは許されないと覚悟を決めて、試合に臨むよ。
今シーズン当初は、クラブの勢いがなく、怪我人も多くて、勝つことが難しくなっていたけれど、今は違うと思う。ファリア監督と仕事をすることは、素晴らしい経験だ。もちろん、新しいスタイルを根付かせるためには時間を必要とするが、監督はとても熱心に指導している。僕らも、彼のスタイルに慣れつつある」
今回の代表ウィーク中、アル・ドゥハイルは、日本代表に招集された中島と怪我人を除くメンバーで国内合宿を行なった。リーグ戦が再開する3月30日、第20節の対戦相手は現在、リーグ首位のアル・サッド。2位につけるアル・ドゥハイルの勝点差は4ポイントで、直接対決に勝利すれば肉迫することができる。連覇を狙うホームチームにとっては、重要な一戦となる。
大一番を前に、カタール日刊紙『The Peninsula』は中島のチームメイトであり、AFC アジアカップ2019の優勝メンバーであるMFカリム・ブディアフにインタビューを敢行している。
昨シーズンのカタール・リーグを制した同クラブは今冬から、長年、"モウリーニョの右腕"を務めたポルトガル人指揮官ルイ・ファリアが指揮を執っており、チームの変化を実感しているようだ。
「アル・サッドとの試合は、非常に重要な試合だ。タイトルを保持するために、ポイント差を縮める絶好の機会を逃すことは許されないと覚悟を決めて、試合に臨むよ。
今シーズン当初は、クラブの勢いがなく、怪我人も多くて、勝つことが難しくなっていたけれど、今は違うと思う。ファリア監督と仕事をすることは、素晴らしい経験だ。もちろん、新しいスタイルを根付かせるためには時間を必要とするが、監督はとても熱心に指導している。僕らも、彼のスタイルに慣れつつある」
また、ファリア監督と同じく、今冬にユベントスから加入したメディ・ベナティア、ポルティモネンセから加入した中島の印象については、こう語っている。
「ベナティアは、言わずと知れた有名な選手だろ? 彼がプレーしてきたクラブとモロッコ代表でのパフォーマンスを見れば、申し分ない存在であると誰もが理解できる。彼はこのクラブに、多くの経験と、専門的な知識をもたらしているよ。
中島は素晴らしいスキルと円熟したプレーが持ち味で、近い将来、日本代表を背負うキーマンになることは間違いない。残された試合で、彼らの活躍を大いに期待しているし、期待できる存在だと思う」
アル・サッドには、アジア杯でカタール代表チームに帯同していた元バルセロナ&スペイン代表のシャビが在籍している。輝かしい事績を誇る司令塔と中島の直接対決も、楽しみなところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部