【U-22代表】「皆のお気に入りになる」「超アグレッシブ」海外メディアが若きサムライブルーの爆発力に驚嘆!

2019年03月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

攻撃陣が爆発し余裕の3連勝

3連勝で予選突破を果たした若きサムライブルー。タイトル奪還に向け、来年1月の本選に挑む。 写真:佐藤博之

 3月22日、来年1月にタイで開催されるAFC U-23アジア選手権の予選第3戦で、U-22日本代表はU-22ミャンマー代表を7-0で下した。予選3試合でマカオ(〇8-0)、東ティモール(〇6-0)、ミャンマーを下して3連勝を飾ったU-22日本代表は、U-23アジア選手権の本選出場を決めている。

 今大会のU-22代表は森保一監督がA代表に帯同しているため、横内昭展コーチが監督代行としてチームを指揮。招集したメンバーを入れ替えながらも(齊藤未月は負傷のため25日に途中離脱)、危なげない守りで3試合連続でクリーンシートを達成し、計21ゴールを奪うという結果を残した。

 グループIで圧倒的な得失点差で1位につけたU-22日本代表について、米スポーツ専門チャンネル『FOX SPORTS』アジア版は、「他チームは日本の勢いを止めることができなかった」と評し、3試合すべてで圧倒的な力の差を見せつけたと称えている。

「日本はマカオから8ゴールを奪うスタートダッシュを見せた。前半は1ゴールも奪えないという驚くべき展開だったが、後半に8ゴールを稼いだ。次の試合も東ティモールを相手にも6ゴールを奪い、勝利を収めた。ミャンマーに勝利した後に本選出場を確定させたのは、当然の結果だった。

 来年開催されるU-23アジア選手権では、戦力が充実したチームのひとつで、観る者の"お気に入り"になるのは間違いない。予選は、そう確信させるに値する戦いぶりだった。

 彼ら(のスタイル)は"超アグレッシブ"で、2018年にウズベキスタンに奪われたタイトルを奪い返すべく、磨きがかけられている」

 今回の予選ではゴールを量産したため、それぞれハットトリックを達成したFWの上田綺世(総4ゴール)と前田大然(総5ゴール)、"飛び級"参加ながら2ゴールを決めた久保建英ら、前線の躍動が印象的のようだ。

 だが、この世代はディフェンシブな選手にもタレントが揃う。現在オランダのフローニンヘン(マンチェスター・シティからのレンタル)に所属する板倉滉やズウォーレの中山雄太、J1で主力としてプレーしている橋岡大樹(浦和)、町田浩樹(鹿島)らの活躍に期待がかかる。

 その本戦は、2020年1月8日からタイで行なわれる。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事