コロンビア代表、ハメスは時差ボケで取材キャンセル… 母国メディアは新・指揮官の手腕に注目

2019年03月19日 熊介子(サッカーダイジェストWeb編集部)

コロンビア代表が日本で新ユニホームをお披露目

会見に登場したハメス・ロドリゲス(左)、ラダメル・ファルカオらコロンビア代表メンバー。 このアジアツアーから、アジアカップで日本代表と対戦時にイラン代表を率いていた指揮官、カルロス・ケイロス新体制がスタートする。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 3月22日に日本代表と対戦するコロンビア代表が来日し、19日、横浜のニッパツ三沢競技場で新ユニホームお披露目の記者会見を実施した。

 ユニホームは、コロンビアで歴史的な刺繍織物にインスパイアされたデザイン。トレードカラーのイエローをベースに、刺繍のようなグラフフィックを大胆にあしらった斬新なユニホームだ。パンツはブルー、ソックスはレッドと、伝統を踏襲したセットアップとなっている。

 記者会見では、ハメス・ロドリゲス(バイエルン)、ラダメル・ファルカオ(モナコ)ら12名の選手が、日本、そしてコロンビア・メディアの間を縫って会場に登場。舞台の上に居並んだ後、司会の合図で一斉に上着を脱ぎ、新ユニホームを披露した。

 その後予定されていたハメスの囲み取材はキャンセル。時差ボケと体調不良を考慮しての対応だということだった。

 そのほかの選手たちは、スタジアムに移って練習を行ない、冒頭10分程度を公開。これにハメスは参加しなかった。今月就任したばかりのポルトガル人指揮官カルロス・ケイロスが見守るなか、ファルカオら10名の選手がストレッチ、鳥かごのパスゲームなどで身体を動かした。メンバー全員が揃って練習するのは明日以降になるようだ。

 練習公開時、現場でビデオを回していたスポーツチャンネル「FOX SPORTS」コロンビア版のディレクターは「この遠征はコロンビアでも注目度が高い。カルロス・ケイロスはスターたちを扱いきれるのか注目している」と教えてくれた。

 コロンビア代表はこの東アジア遠征から、カルロス・ケイロス体制がスタートする。日本代表と22日に対戦した後は、26日に韓国代表との対戦が予定されている。

取材・文/熊 介子(サッカーダイジェストWeb編集部)
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