Jクラブにお薦め! 「移籍金ゼロ円」で獲れる優良助っ人たち!

2019年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本で人気のパトやドス・サントス、キャバイエらも

左からパト、ドス・サントス、キャバイエ、アフェライ。いずれも世界で名を馳せた実力者で、老け込みには早すぎる年齢だ。(C)Getty Images

 いよいよJリーグの第1登録期間締め切りである3月29日まで、残すところ10日間だ。まだまだ新外国籍選手の獲得に乗り出しているクラブは少なくないだろう。

 今季から外国籍枠のルールが改訂され、登録人数の制限は設けられておらず、試合エントリーはJ1が5名まで、J2とJ3は4名までが上限となっている。これを最大限に活用しているのがヴィッセル神戸で、アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキを含めて7名の外国籍選手を保有。ガンバ大阪も先日、元スペインU-21代表MFダビド・コンチャの獲得を発表し、5人目の助っ人登録を完了した。

 手っ取り早いのは、やはり現在無所属である優良外国籍選手の獲得だろう。ここでは「移籍金ゼロ円」で招聘できる注目銘柄をピックアップ。意外な大物も名を連ねている(なお、無所属選手は期限が過ぎても登録できるケースがある)。

 推定市場価格が1000万ユーロ(約13億円)ともっとも高いのは、かつてパリ・サンジェルマンやクリスタル・パレスで存在を示した天才肌の司令塔、ヨアン・キャバイエだ。この冬にアル・ナスル(UAE)との契約が切れ、目下フリートランスファーとなっている。現在33歳ながらパスセンスに錆びつきはなく、アジアでのプレー経験があるのもプラス材料だろう。

 
 日本での知名度がすこぶる高い元ブラジル代表FWパトは、3月16日に天津天海(中国)との契約が解除されたばかり。ここ2年はアジア・チャンピオンズリーグでJクラブとも対戦しており、図抜けた攻撃センスで脅威となっていた。やや扱いづらい特異な個性の持ち主だが、来日を果たせばあっという間に人気者となるのは間違いない。

 バルセロナで英才教育を施されたメキシコの至宝、ジオバニ・ドス・サントスも新天地を探している。攻撃的な位置ならどこでもこなすレフティーで、FKの名手だ。ストライカーではアイスランド代表のコルベイン・シグソールソン、元イングランド代表のガブリエル・アグボンラホル、ナイジェリア代表のヴィクター・アニチェベ、さらには元イタリア代表のジュゼッペ・ロッシらが実力者。ほかにもトゥーレ・ヤヤ、イブラヒム・アフェライ、パトリス・エブラなど、クラブと代表で一時代を築いた名手たちがずらりと居並ぶ。

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