DAZN週間ベストゴール、J2のトップ評価は柏育ちの22歳の一発!鮮やかなヒールショットは必見!!

2019年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

出場わずか5分で大仕事!栃木の大島が貴重な同点弾をゲット

大島(中央)は左クロスに右足のアウトサイドで反応。絶妙なヒールショットには相手GKも反応できなかった。写真:山﨑賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 開幕して早1か月、各チームで明暗が分かれている。21位に低迷していた千葉は17日にフアン・エスナイデル監督との契約を解除。翌日に江尻篤彦コーチを新たな指揮官に据えると発表し、クラブは早々と手を打った。

 序盤戦で様々な動きが出ているなかで、16日と17日に行なわれた4節。その11試合で30得点が生まれ、多くのサポーターを魅了したことだろう。そうしたファインショットの数々を厳選した「DAZN週間ベストゴール」が、DAZN公式ツイッターで動画とともに発表された。
 
 J2編でピックアップされたのは4つのゴール。クルーニー(金沢)が決めた高打点のヘッドは迫力満点で、小島秀仁と熊谷アンドリューのパス交換から2タッチでシュートを流し込んだ為田大貴(千葉)の一撃も実に鮮やか。上田康太(岡山)が左足で直接沈めたFKもコース、質ともに申し分のないゴラッソだった。
 

 目を惹くゴールがチョイスされたなかで、今節の最高評価は大島康樹(栃木)の秀逸弾だ。1-2で迎えた東京V戦の77分、久富良輔が左サイドから中央にクロスを入れる。これに反応したのが途中出場の大島。右足のアウトサイドでヒールショットを放つのだ。これには相手GK上福元直人も反応できず、ボールを見送るしかなかった。
 
 高難度の美技で同点弾を決めた大島は22歳のストライカー。U-22代表の中山雄太(ズヴォレ)とは柏U-18時代の同期で、ともにトップチーム昇格を果たした間柄でもある。

 プロ入り後はなかなか芽が出ず、昨オフに栃木へ加入。そのままJ3の群馬に期限付き移籍すると、10ゴールをマークした。その活躍が評価され、晴れて今季から栃木の一員となった。

 今季は開幕から出番がなかったものの、この東京V戦で初出場。投入からわずか5分でネットを揺らし、田坂和昭監督の起用に応えた。可能性を示した若武者にとっても、このゴールが大きな自信になったのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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