乾貴士が見事なスルーパスに鮮やかなターンを披露!アラベスの2試合ぶりの勝利に貢献!

2019年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

最下位ウエスカにペースを握られながらも…

ウエスカ戦で6試合連続の先発出場を飾った乾。3試合連続ゴールはならなかったものの、見せ場を作った。(C) Getty Images

 3月16日に開催されたラ・リーガ28節で、乾貴士が所属するアラベスは、敵地でのウエスカ戦に挑んだ。

 2戦連発中の乾は、4-4-2の右サイドハーフで6試合連続の先発を飾った。

 試合は序盤から動く。11分にハンドでPKを得たアラベスはホナタン・カレリがきっちり決めて先制。しかし、その3分後に今度はアラベスがハンドでPKを与えてしまい、これをエセキエル・アビラに叩き込まれて追いつかれる。

 その後は最下位のウエスカにペースを握られたアラベスは、なかなかいい形がつくれない。ようやく40分にドリブルで持ち込んだ乾が絶妙のスルーパスを通すも、カレリがシュートに持ち込めなかった。
 
 後半に入って57分、最初の決定機を作り出したのはウエスカ。左サイドからのクロスにエンリク・ガジェゴが左足で合わせるも、ミートできなかった。61分にも、ガジェゴの落としを交代で入ったばかりのクチョ・エルナンデスが狙うが、ショートはバーを叩く。

 何とかこのピンチを防いだアラベスは80分、ロングスローをギジェルモ・マリパンがそらしたボールを、途中出場のヨン・グイデッティが押し込んで勝ち越し点。86分にも、カレリが秀逸なトラップからダメ押し点を奪い、3-1で勝利を飾った。

 2戦連続のフル出場を果たした乾は、59分にボルハ・バストンに際どいスルーパスを送り込み、75分には鮮やかなターンでマーカーふたりを手玉に取るなど、存在感を発揮。3試合連続ゴールはならなかったものの、2試合ぶりの勝利に貢献した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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