奥川雅也、今季2点目でキールの大勝に貢献! 右サイドでのチャンスメイクでも存在感示す

2019年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

昇格に望みを残すキールは次節、首位ケルンと対戦

サイドからの仕掛けだけでなく、好機には必ずゴール前に走り込み、得点に対しても貪欲な姿勢を示した奥川は、後半にチャンスを活かした。 (C) Getty Images

 3月15日(現地時間)、ブンデスリーガ2部の第26節で、ホルシュタイン・キールは5-1でアウエを下したが、奥川雅也は後半に自身2点目となるゴールを決めている。
 
 直近2試合を落としていた5位のキールは、10位アウエをホームに迎えたこの一戦で6分にホンザクのゴールで先制すると、3分後にベネスが追加点。26分にアウエに1点を返されたものの、主導権を握りながら後半を迎えた。
 
 今シーズンよりオーストリアのレッドブル・ザルツブルクからレンタルでキールに加入した奥川は、2試合ぶりに先発出場を果たし、右サイドから積極的な仕掛けを見せて相手守備選手を翻弄。前半から突破やクロスなどで、幾つもチャンスを生み出した。
 
 ベネスの混戦からのゴール(54分)でリードを広げて迎えた75分、ホンザクが左サイドを突破してペナルティーエリアに侵入すると、奥川はゴール前に走り込み、グラウンダーのクロスを難なく押し込んで、ホームチームに4点目をもたらす。23節ボーフム戦以来、自身通算2度目のゴールだった。
 
 3試合ぶりに結果を出した奥川は、84分にアブクと交代。チームは85分にセイデルがダメ押しゴールを決め、大差で3試合ぶりの勝利を飾った。
 
 これで勝点を42としたキール。3位(入れ替え戦に出場)のウニオン・ベルリンとは5ポイント差と、昇格に望みを残している彼らは次節、31日に首位ケルンと敵地で対戦する。
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