【横浜】新戦力・中川風希ってどんな選手? 前所属琉球のチームメイトに訊いてみた

2019年03月15日 サッカーダイジェスト編集部

「横浜でも全然やれる」「若くて技術もある」

シーズン途中に琉球から横浜に新天地を求めた中川。自慢のテクニックでインサイドハーフの熾烈な定位置争いに挑む。写真:滝川敏之

 3月15日、横浜F・マリノスは琉球からMF中川風希の移籍加入を発表した。
 
 期待の新戦力は埼玉県出身の23歳で、県内の強豪校・武南高から関東学院大に進学。卒業後はスペインに渡り、バジェカス(5部)、サン・イシドロ(4部)でプレー。その後、2017年に琉球に加入し、昨季は16得点・10アシストのハイパフォーマンスを披露し、チームのJ3初優勝に大きく貢献した。今季も不動のレギュラーとしてピッチに立ち、琉球の開幕3連勝の原動力となっていた。
 
 プレースタイルとしては、チャンスメーカーにもフィニッシャーにもなれるタイプで、相手のバイタルエリアで持ち味を発揮。質の高いラストパスを供給し、自らも果敢に仕掛けるなど、非凡な攻撃センスの持ち主だ。エリア内での巧みなポジショニングにも定評がある。
 
 そんな中川について、元チームメイトのFW鈴木孝司は「一緒にやっていてやりやすかった。スペインでのプレー経験があるだけに、足もと(の技術)もある。横浜でも全然やれるレベルにあると思う」と太鼓判を押す。
 
 またMF富所悠は「急な発表で驚きましたね。チームにとって大きな存在だった」と正直な気持ちを話す一方で、「若くて技術もある」と評価する。
 
 両者のコメントに共通するのは"技巧派"ということ。横浜での起用ポジションは、おそらくインサイドハーフとなるか。スペイン仕込みのテクニックを武器に、天野純や三好康児、大津祐樹ら実力者たちとの熾烈なポジション争いに挑む。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部

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