エース大迫の代役に指名されたのは鎌田大地と鈴木武蔵!森保監督が語った招集の意図は?

2019年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「期待するところは得点です。得点を奪う局面に絡んでほしい」

3月シリーズで初招集された鈴木(左)と鎌田(右)には、大迫の代役として期待がかかる。(C)Getty Images、(C)SOCCER DIGEST

 日本サッカー協会は14日、都内で記者会見を開き、3月シリーズ(22日/コロンビア戦、26日/ボリビア戦)に挑む日本代表メンバー23人を発表した。
 
 1月のアジアカップから13人を入れ替えた今回のメンバーからは、大迫勇也(ブレーメン)が外れ、代わってFW登録として鎌田大地(シント=トロイデン)と鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)が名を連ねた。指揮官はこのふたりに大エースの代役を託したわけだが、その選出理由と意図を会見で明かしている。
 
「期待するところは得点です。得点を奪う局面に絡んでほしいと思っています」とふたりに対する期待を口にした森保監督は、鎌田について「ベルギーではレギュラーシーズンの終盤ということで、得点という結果を残してきていますし、去年の視察の際にも鎌田が攻撃の核として機能しているのを見てきました。そういうところを生かしてもらいたい」とコメント。鈴木については、「Jリーグ序盤戦で結果を出しているところは分かりやすいと思いますし、札幌のなかで彼が攻撃の部分で、裏に抜け出すスピード、前線で起点になること、彼の良さを生かしながらプレーできていると思います」と語った。

 鎌田と鈴木はいずれも日本代表初選出ながら、今回の招集メンバーでFW登録は、このふたりだけ。指揮官は「出場はどうなるかわかりませんが、トレーニングのなかで、試合のなかで良さを生かしていけるように働きかけたいと思います」と、まずは合宿のなかでチームコンセプトの理解を求めるとした。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【日本代表PHOTO】キリンチャレンジカップ2019、コロンビア・ボリビア戦に向けた招集メンバー23人
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