Jリーグのルヴァンカップは３月13日、グループリーグ２節の８試合を各地で開催。Aグループは、湘南ベルマーレが横浜F・マリノスに２対０で勝利、北海道コンサドーレ札幌とV・ファーレン長崎の一戦はスコアレスドローとなった。

　Ｓｈｏｎａｎ ＢＭＷ スタジアム平塚での湘南対横浜は、ゴール前での攻防が多い白熱の一戦に。先にスコアを動かしたのは湘南。32分、鈴木冬一のクロスに指宿洋史が合わせネットを揺らす。指宿の今季公式戦初ゴールで湘南が先制する。

　その後は横浜の反撃を受けた湘南だったが、後半に入りワンチャンスを活かす。78分、秋野央樹のスルーパスを受けたレレウがループショットを決めて横浜を突き放した。レレウも、これが今季公式戦初ゴールとなった。結局、試合は２対０でタイムアップ。湘南が大会初白星を挙げた一方、横浜は今季公式戦初黒星となった。

　札幌ドームで行なわれた札幌対長崎は、アウェーの長崎が積極的な攻撃を見せてシュート12本を放つがネットを揺らせず。終盤にはPKのチャンスを掴むも、GK菅野孝憲にビッグセーブで阻まれ、得点できなかった。一方の札幌も小野伸二、岩崎悠人らがチャンスに絡むもゴールには至らず、０対０の引き分けに終わった。

　これでAグループは、J２から参戦する長崎が１勝１分けの勝点４で単独首位に立った。２位は今節横浜に勝利した湘南、３位は２分けの札幌、４位は１分け１敗で横浜となっている。

【ルヴァン杯PHOTO】湘南 2-0 横浜｜湘南が横浜の攻撃をしのぎ、2-0の完封勝利！