開始14分での退場劇にエスナイデル監督が「審判の判断も試合に影響した」と苦言。数的不利の千葉、大量5失点で最下位に転落

2019年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

クレーベ、船山のゴールで食い下がったものの…

数的不利を強いられた千葉はリスク承知の攻撃で2点を返したが、終盤に力尽きた。写真:田中研治

[J2リーグ3節]千葉2-5山口/3月10日/フクアリ
 
 J2リーグ3節のジェフ千葉対レノファ山口が10日、フクダ電子アリーナで行なわれ、千葉が2-5で大敗した。
 
 開始早々の5分にオウンゴールを献上した千葉は、14分に山口の前貴之にスライディングを仕掛けた堀米勇輝が一発退場。早い段階で数的不利を強いられてしまう。それでも前半を0-1で折り返し、後半は50分にクレーベ、71分に船山貴之がゴールを決めて食い下がった。しかし、2-3で迎えた試合終盤の82分、84分に山口の高井和馬に2点を奪われて万事休した。

 試合後、千葉のフアン・エスナイデル監督は、「ほとんどの時間をひとり少ない状態でプレーするのは難しいです」とコメント。続けて、「にもかかわらず、努力してこちらがチャンスを作ることもありました」とチームのパフォーマンスを評価したうえで、「ただ、我々はリスクを負ったので、相手の決定機が多かったのもありますし、審判の判断も試合に影響したと言わざるを得ないところもあります」と判定に苦言を呈した。

 千葉は3節終了時点で1分2敗。得失点差で栃木SCを下回り、最下位に転落している。
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