大不振のマドリー、ネイマール獲得に本腰か!? 年俸12億円アップ&移籍金455億円の巨額オファーを準備との報道

2019年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

右足の精密検査のためにカタールに滞在中

CLアヤックス戦の敗戦を茫然と見守っていたネイマール。ラ・リーガ復帰の可能性は!? (C) Getty Images

 レアル・マドリーが狙うのは、エデン・アザールでもキリアン・エムバペでもなく、ブラジルのエースのようだ。 

 同クラブはラ・リーガ、コパ・デル・レイともに宿敵バルセロナに敗れ、先日行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)では、3月4日にホームでオランダのアヤックスに1-4で完敗し、合計スコア3-5で欧州4連覇の夢も潰えた。

 チーム内の不和も度々報じられ、一刻も早くチームの立て直しが求められる状況下、フロレンティーノ・ぺレス会長はチーム再建の柱として大型補強を計画。破格のオファーを準備しているという。

 その補強リストのトップに挙がっているのが、ネイマールだ。

 スペイン紙『AS』、英紙『The Independent』など複数の欧州メディアは、パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWの獲得に、年俸4500万ユーロ(約58億5000万円)の5年契約、移籍金として3億5000万ユーロ(約455億円)を準備していると報じた。

 複数の欧州メディアによれば、ネイマールが現在、パリSGから受け取っている年俸は3680万ユーロ(約47億8400万円)。もしこのオファーが成立すれば、現在の年俸から約12億円上積みされることになり、「世界で最も高給取りの選手」になることは間違いない。

 また移籍金においても、ネイマールは2018年8月にバルセロナから2億2200万ユーロ(約289億円)でパリSGに加入して記録を更新したが、これを彼自身が塗り替えることになる。

 渦中のネイマールは、1月下旬のフランス・カップで右足の第5中足骨を骨折し、戦線離脱中。先日のCLアヤックス戦でその姿がスタジアムで確認されたが、現在はカタールに滞在している。

 パリSGのオーナーは、同国王族がCEOを務める「カタール・スポーツ・インベストメント」であり、カタールとの繋がりは深い。

 ネイマールは、カタール国家主導の強化組織「アスパイア・アカデミー」の医療部門(整形外科)で右足の精密検査、リハビリを行なっているという。復帰時期は明らかになっていないが、日本代表も参加する6月のコパ・アメリカには参加するとの見方が強い。

 バルセロナからパリSGへ飛び出した後、度々バルセロナへの"出戻り"が報じられていたネイマール。はたして、スペインに舞い戻るのか。そしてその時、ネイマールが選ぶクラブは!?

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