ローマがディ・フランチェスコ監督を電撃解任!7日前にフルアムを首になったばかりのラニエリを招聘へ

2019年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

ダービーとCLでの敗戦が決定打に。

ローマを解任されたディ・フランチェスコ。就任2年目の今シーズンはチームを軌道に乗せられず。(C) Getty Images

 現地時間3月7日、ローマがエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の解任を発表した。
 
 クラブOBで2017年6月に就任したディ・フランチェスコは、1年目の昨シーズン、チャンピオンズ・リーグ(CL)で34年ぶりのベスト4進出に導けば、セリエAでも3位を確保してCL出場権を獲得。上々のシーズンを送った。
 
 しかし、守護神アリソンをはじめ、MFのラジャ・ナインゴランやケビン・ストロートマンら主力が退団した今シーズンは、開幕から浮き沈みの激しい不安定な戦いが続き、ここまで12勝8分け6敗の5位。3月2日に宿敵ラツィオとのローマ・ダービーで0-3の完敗を喫したうえ、その4日後のCLでポルトに逆転負けを喫したのが解任の決定打となった。
 
 後任として、わずか7日前の2月28日にフルアムを解任されたばかりのクラウディオ・ラニエリの就任が決定的で、まもなく発表される見込みだ。
 
 この経験豊富なイタリア人指揮官がローマで指揮を執るのは、09年9月~11年2月に続いて二度目となる。
 
 15-16シーズンにレスターを"奇跡のプレミア制覇"に導いた手腕を発揮し、残された目標であるCL出場権獲得(4位以内)に導けるか。その采配に注目が集まる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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