今季の高体連組でプロ入り一番乗り!桐光学園高の注目レフティ、西川潤のC大阪来季加入が内定!

2019年03月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プロサッカー選手としてのスタートを切れることに胸が高鳴っています」(西川)

西川は複数のJクラブから興味を示されるなど、多方面から評価を得ていた。今年はチームを悲願の日本一に導けるのか。高校世代注目のアタッカーの真価が問われる。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 新高校3年生ではJ入り内定第1号だ。
 
 3月5日、C大阪は桐光学園高に所属する西川潤(2年)の加入内定を発表した。
 
 昨年、西川はU-16代表に止まらず、飛び級でU-19代表にも招集された実力の持ち主。横浜ジュニアユースから桐光学園高に進学すると、1年次から中村俊輔(磐田)らが背負った10番を託されるなど早くから将来を嘱望されていた。
 
 西川の武器は洗練された技術と正確な左足。加えて、セカンドトップ、CF、2列目と攻撃的なポジションであれば、どこでもこなせる柔軟性も魅力のひとつだ。昨年のインターハイでは2年生ながらチームの要として活躍。大会通算6得点を奪ってチームの準優勝に貢献し、Jクラブスカウトらの注目を集めていた。

 また、今年1月にはレバークーゼンの練習へ参加。セカンドチームでのプレーだったが、練習試合でも得点を挙げて一定の評価を得た。
 
 今冬の高校サッカー選手権では初戦で姿を消したものの、高校選抜にも招集。今年の高校年代を代表する選手として進路が注目されていたなかで、2020年シーズンからC大阪でプレーすることを決断した。
 
 西川はクラブを通じて、意気込みをコメント。
 
「17年間生まれ育った故郷を離れ、大阪という新たな地でプレーすること、そして自分自身のプロサッカー選手としてのスタートを切れることに胸が高鳴っています。自分の特徴であるスピードを活かした左足のドリブル、周りを活かすプレーをセレッソ大阪でも十分に発揮し、チームに貢献できるよう、日々努力して参ります。応援よろしくお願いいたします」
 
 C大阪入りが決まり、さらに注目度が増した高校世代屈指のアタッカー。その期待に応えるべく、西川が新たなシーズンに挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb
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