「いいスタートは切れている」66歳の誕生日を迎えた神様ジーコが森保ジャパンに熱きエール!

2019年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「変わったのは孫が7人になったことかな」

サプライズで贈られたバースデイケーキを手にご満悦のジーコTD。「まだ66か、って感じだね」と言って報道陣の笑いを誘った。(C)SOCCER DIGEST

 鹿島アントラーズのジーコテクニカル・ディレクターが日曜日、東京五輪ホストシティ・新宿区が主催する「500日前イベント」にゲスト出演。ジーコTDは「前回のリオ五輪ではみなさんのエールがアスリートの力になった」と壇上でコメントした。

 J1が開幕から2節が終了し、鹿島はいまだ白星なし(1分け1敗)。ジーコTDは「わたしは勝利だけを意識してはいない。日々の練習をいかに懸命にやるかだけだから」と、チームに関しては明るい展望を描いていると話した。

 日本代表、森保ジャパンについても言及。「いいスタートは切れていると思う。監督であるモリヤス(森保一)は選手時代からつねに冷静沈着だった。それは監督という職務にとっても重要なことだ。だからこれからも勝ち星を重ねるはず。わたしにとって応援するのは当然の義務だと思っている」とエールを贈った。

 
 その森保監督は東京五輪でもU-23代表チームを率いるが、「日本とブラジルどちらを応援するかって? 決勝にブラジルが来るまでは応援させてくださいね」と苦笑い。「いま、ブラジル五輪代表はとても困難な状況にある。監督になりたいと思っている人材もいないし……」とやや慎重な面持ちで答えた。

 この日(3月3日)はジーコTDの66歳の誕生日。「まだ66か、って感じだね。(2006年に)日本代表の監督を退任してからは、とりわけ時間が経つのが遅く感じるようになった。それだけ鹿島から始まった日本での生活は、スピーディーだったということだよ。変わったのは孫が7人になったということだけかな」と、最後まで笑顔だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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