J1神戸のバルサ化が加速か!? 今度はバルサの“ブスケッツ2世”を獲得へ! 「契約が非常に近い」

2019年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

両クラブ間では合意寸前とも報じられる

バルサの下部組織出身者で類まれな才能を持つサンペール。年齢も24歳とまだ伸びしろがあるだけに加入が実現すれば、Jリーグを賑わす存在になりそうだ。 (C) Getty Images

 昨シーズンから大物選手の獲得で注目を集めているヴィッセル神戸がまたも実力派の助っ人を迎え入れそうだ。

 現地時間3月2日、全国紙『AS』をはじめとする複数のスペイン・メディアが、J1の神戸がバルセロナに所属するMFセルジ・サンペール獲得に向けて動いていると一斉に報じた。

 昨夏に元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを補強し、同年9月にはジョゼップ・グアルディオラが「師」と仰ぐファンマ・リージョを招聘。さらに今冬には元スペイン代表FWダビド・ビジャを補強するなど、いわゆる"バルサ化"が進んでいる神戸。そんななか、次なるターゲットとして取り沙汰されたのはバルサの現役戦士だった。
 
 現在24歳のサンペールはバルセロナの下部組織出身で2014年にトップチームデビュー。ここ数年はグラナダとラス・パルマスで武者修行をしていた。だが、ケガに泣くことが多く、昨年1月にバルセロナ復帰してからも出場機会は限られ、今シーズンもここまでコパ・デル・レイでの33分間のプレータイムにとどまっている。

 そんなスペイン人MFの動向について「神戸入りが非常に近い」と伝えた『AS』によれば、楽天株式会社で代表取締役会長兼社長を務める神戸会長の三木谷浩史氏が、自身が出席した世界最大級の携帯電話関連展示会『モバイルワールドコングレス』でスペインに滞在する際にサンペール獲得の許可を求め、バルサと交渉の場を設けたという。

 同紙はさらに「サンペールはイニエスタとビジャがいる日本のヴィッセル神戸と契約する日が非常に近い」と綴り、その交渉が両クラブ間で合意寸前にまで至っていることを報じている。

 ここ数年は本領発揮しているとは言い難いサンペールだが、ピボーテ(アンカー)として攻守を司るプレースタイルからスペイン代表のセルヒオ・ブスケッツの後継者とも呼ばれた実力に疑いの余地はない。神戸移籍が実現すれば、間違いなくバルサ化の流れをより加速させる存在だけに、今後の動向が注目される。

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