元世界王者4名が先発した黄金カードは神戸に軍配! ビジャのJ初ゴールが決勝点に!!

2019年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳥栖のクリアミスを逃さずゴールに結びつける

神戸がビジャの来日初ゴールで今季初勝利を掴んだ。写真:徳原隆元

 J1リーグは3月2日、各地で2節の7試合を開催。ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸対サガン鳥栖の一戦が行なわれ、神戸が1対0で勝利を収めた。

 神戸の元スペイン代表、アンドレス・イニエスタとダビド・ビジャ、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ、さらに鳥栖の元スペイン代表、フェルナンド・トーレスと、ワールドカップ優勝経験者4名が先発。スーパースターの競演として注目された。


 立ち上がりから随所にキラリと光るプレーを見せたのはビジャだ。11分には山口蛍からのロングフィードに反応。そのままノートラップでボレーシュートを放ったが惜しくも枠を捉え切れず。さらに20分、ダンクレーからの縦パスをビジャがワンタッチで前方のスペースへ流すと、走り込んだ西大伍が抜け出す。クロスは惜しくもDFに防がれたが、ビジャを軸に神戸がビッグチャンスを作り出していく。

 前半最大の見せ場は34分、やはりダンクレーからの縦パスを起点に、ビジャが抜け出す。そのまま右足を振り抜くが、惜しくもクロスバーを直撃。前半を0-0で折り返した。

 均衡が破れたのは、後半立ち上がりの54分だ。山口のフィードが鳥栖DF陣の連係ミスを生み出し、クリアのこぼれ球がビジャの足もとへ。これをゴール前まで運んだビジャが難なくゴール左に沈め、ネットを揺らした。ビジャのJ1リーグ初ゴールで神戸が先制した。

 神戸はその後もチャンスを掴んだがゴールには至らず。しかし、ビジャが挙げた得点を守り切り、1対0で勝利。神戸がホーム開幕戦で今季初白星を掴んだ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事