日本大MF金子拓郎が札幌へ2020年加入内定!「釧路の合宿がなかったら実現しなかった」

2019年02月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年8月、大学の練習合宿がきっかけに

2020年札幌への加入が内定した日本大MFの金子拓郎。写真提供:北海道コンサドーレ札幌

 北海道コンサドーレ札幌は2月27日、日本大サッカー部所属のMF金子拓郎と仮契約を結び、2020年シーズンからの新加入が内定したことを発表した。

 埼玉県出身、1997年生まれで現在21歳の金子は、前橋育英高を経て日本大へ進学。

 昨年8月に北海道(釧路市阿寒町)で合宿を行ない、その合宿後に札幌でコンサドーレのトップチームと練習試合を実施した際に、クラブの目にとまり、そのまま金子はトップチームへ練習参加となった。さらに今年に入り、2月の熊本キャンプにも参加し、そのパフォーマンスが認められ加入内定が決まった。
 
 27日、日本大施設内で行なわれた会見で金子は、次のように抱負を述べた。
「今回、内定が決まったということで、自分に関わってくださったすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」
「1年目から活躍するためには、この来年までの期間がとても大事になってくると思いますので、この期間を大事に、意識を高く、これからも頑張っていきたいと思います」

 また、日本大サッカー部川津博一監督は「大学サッカー界ではまだまだ無名の選手にこのような評価をいただき、三上GMをはじめ、コンサドーレ関係者の皆様に感謝申し上げます」と述べたうえで「この出会いのきっかけとなりました北海道合宿において、釧路市阿寒町の皆様に、多大なる合宿の支援をいただいております。この場を借りて感謝申し上げます」と、金子の加入内定のきっかけとなった北海道合宿の関係者へも感謝の意を表した。

 レフティの金子は、独特のボールタッチとドリブルで時間を作ることができ、多彩なキックでチャンスメイクもできる。パスセンスも魅力のひとつだ。

 札幌の三上大勝GMは「練習参加をするなかで、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチの振る舞いは、我々が求めている世界で戦える選手の可能性を秘めているのではないか、と感じていました」「世界で戦えるような選手のひとりとして育成していきたい」と、金子への期待を寄せた。

金子拓郎(かねこ・たくろう)
Takuro KANEKO
■生年月日:1997 年7月30 日( 21 歳)
■ポジション:MF
■身長/体重:178㌢/68㌔
■出身地:埼玉県
■サッカー歴:小川サッカースポーツ少年団―クマガヤSC―前橋育英高―日本大
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