今年10月に開幕するU-17W杯の開催地がペルーから変更に。気になる代替地は現時点で未定も…

2019年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

開催地がペルーから変更になった理由は?

2大会連続でのU-17W杯出場が決まっている日本。開催地によっては今後の調整に影響が出る可能性も。写真:佐藤博之

 2月22日、FIFAはU-17ワールドカップの開催国を変更すると発表した。

 FIFAは昨年3月にU-17ワールドカップをペルーで行なうことを決定し、首都のリマなどで大会を開く方向で準備を進めてきた。しかし、インフラ整備の問題などが表面化。開幕まで8か月を切ったタイミングでペルーでの開催を断念した。

 FIFA公式サイトは、「FIFAによる視察、そしてペルーサッカー連盟(FPF)の会合の結果、FIFAU-17ワールドカップはペルーで開催されないことを決定した。イベントの実施に関する様々な組織上の問題、および、選手の移動における課題を考慮した」とし、総合的に判断をして開催を見送ったとした。

 2005年大会以来2度目の開催が流れたペルーについてFIFAは、「ペルーにおけるスタッフのこれまでの尽力に感謝を示します。今後もペルーでの大会開催は選択肢に入るでしょう」としている。
 
 気になる代替地だが、現時点では決まっていない。ただ、ブラジル最大のテレビ放送局である『GLOBO』は、FIFAのファトマ・サモウラ事務総長がブラジル・サッカー連盟に開催が可能かどうかの書簡を送ったと報道。

 さらに同メディアは、南米サッカー連盟が今年6月にブラジルでコパ・アメリカを開催することを踏まえ、スタジアムやインフラが整備されている同国での開催で準備を進めることが「現実的である」との見解をFIFAに示したと伝えている。

 FIFAは決定次第発表するとしているが、日本も同大会への出場が決まっているだけに今後の動向から目が離せない。
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