サポーターの多くは復帰を歓迎。
ハメスの実力に疑いはないが…。(C)Getty Images
バイエルンのハメス・ロドリゲスは2月19日、リバプールとのチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦第1レグ終了後、レンタル元のレアル・マドリーに復帰する可能性を示唆した。
ハメスは2017年夏にマドリーから2年レンタルでバイエルンに加入した。一時は買い取り確実との声もあったが、レンタル期間満了を前に去就が取りざたされている。
スペイン・メディアによると、ハメスは試合後に「バイエルンとの契約がある」としたうえで、「家や愛してくれる人たちなど、マドリードには僕のすべてがある」と、マドリー復帰に前向きなコメントを残しているという。
ハメスは2017年夏にマドリーから2年レンタルでバイエルンに加入した。一時は買い取り確実との声もあったが、レンタル期間満了を前に去就が取りざたされている。
スペイン・メディアによると、ハメスは試合後に「バイエルンとの契約がある」としたうえで、「家や愛してくれる人たちなど、マドリードには僕のすべてがある」と、マドリー復帰に前向きなコメントを残しているという。
仮に復帰が実現した場合、サンチャゴ・ソラーリ監督が指揮を執る現在のマドリーで、ハメスは輝くことができるのだろうか。スペイン紙『Marca』が20日、「ソラーリのマドリーにハメスの場所はあるか」と報じている。
ソラーリ監督が用いる4-3-3システムにおいて、ハメスの武器となるのは両ウイングでプレーできる点だ。『Marca』紙は、ハメスが復帰すれば右ウイングになるとし、ヴィニシウス・ジュニオールをスタメンから追いやるのは現実的ではないとしたうえで、左ウイングもこなせると伝えている。
一方で『Marca』紙は、ハメスが中盤のインサイドハーフをこなすことも可能としつつ、「彼のベストのポジションではない」と指摘。ソラーリ監督はハメスのようなタイプの選手を中盤に使うことを考えないとした。
ハメスがもっとも生きるのは、4-2-3-1のトップ下だ。だが、『Marca』紙は、少なくとも現時点でソラーリ監督がこのシステムを考えることはないとの見解を示している。
また、システム以外では、ガレス・ベイルとイスコの去就もハメスの今後に影響するだろう。今季終了後の移籍の可能性が取りざたされる2選手がチームを去れば、ハメスのライバルは減るかたちだ。
だが、逆にマドリーはチェルシーのエデン・アザール獲得が注目されている。実現すれば、ヴィニシウスやルーカス・バスケス、マルコ・アセンシオを含めたポジション争いが、より激しさを増すのは想像に難くない。
はたしてハメスは、マドリーに復帰すべきなのか。『Marca』紙のアンケートでは、5000人弱のサポーターのうち、82%と大多数が「復帰して残るべき」と回答しているが…。
ソラーリ監督が用いる4-3-3システムにおいて、ハメスの武器となるのは両ウイングでプレーできる点だ。『Marca』紙は、ハメスが復帰すれば右ウイングになるとし、ヴィニシウス・ジュニオールをスタメンから追いやるのは現実的ではないとしたうえで、左ウイングもこなせると伝えている。
一方で『Marca』紙は、ハメスが中盤のインサイドハーフをこなすことも可能としつつ、「彼のベストのポジションではない」と指摘。ソラーリ監督はハメスのようなタイプの選手を中盤に使うことを考えないとした。
ハメスがもっとも生きるのは、4-2-3-1のトップ下だ。だが、『Marca』紙は、少なくとも現時点でソラーリ監督がこのシステムを考えることはないとの見解を示している。
また、システム以外では、ガレス・ベイルとイスコの去就もハメスの今後に影響するだろう。今季終了後の移籍の可能性が取りざたされる2選手がチームを去れば、ハメスのライバルは減るかたちだ。
だが、逆にマドリーはチェルシーのエデン・アザール獲得が注目されている。実現すれば、ヴィニシウスやルーカス・バスケス、マルコ・アセンシオを含めたポジション争いが、より激しさを増すのは想像に難くない。
はたしてハメスは、マドリーに復帰すべきなのか。『Marca』紙のアンケートでは、5000人弱のサポーターのうち、82%と大多数が「復帰して残るべき」と回答しているが…。