「サッカー大国ならではかな」 EL16強入りを決めたフランクフルト長谷部誠、”隣人”の祝福にびっくり!

2019年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合を終えた長谷部が帰宅すると…

シャフタール戦、長谷部はリベロではなくアンカーとしてプレーし、勝利に貢献した。 (C) Getty Images

 2月21日(現地時間)、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド・オブ32の第2レグが行なわれ、フランクフルトはドイツ勢として唯一、ベスト16入りを果たした。

 負傷者を多数抱えた状態で臨んだこの一戦、フランクフルトはウクライナのシャフタール・ドネツクを相手に、現ブンデスリーガ得点ランキングトップのルカ・ヨビッチをはじめ、セバスティアン・アレ、アンテ・レビッチら攻撃陣が爆発し、4-1の快勝を収めた。

 定位置となっているリベロではなく、中盤のアンカーで出場した長谷部誠はフル出場を果たし、勝利に貢献している。

 この試合、ホームのコメルツバンク=アレーナは4万8000枚のチケットが完売。ホームサポーターが作り上げた最高の雰囲気に包まれたなかでの完勝を、長谷部本人も自身のSNSで報告した。

 ドイツ語で喜びの報告、むせび泣く絵文字を含むメッセージとともに投稿されたのは、試合中の長谷部を写した3枚と、ドアらしき場所に張り付けられた貼り紙を写した1枚の、計4枚の写真だ。

「#ヨーロッパリーグ #ベスト16進出 #家に帰ったら同じマンションの住人からお祝いの貼り紙 #サッカー大国ならではかな」

 四方をテープで留められた貼り紙には、ドイツ語で「Das ist so stark Männer! Glückwunsch vom nachbarn.(あなたはとても強い人だ! 隣人から祝福を。おめでとうございます)」というメッセージが綴られていた。

 長谷部本人がこうしたファンの反応を取り上げることは非常に珍しく、とても印象的だったことが窺える。また、ドイツ、そしてフランクフルトに根付くサッカー人気と、長谷部が現地で高く評価されていることが伝わるエピソードだ。

 フランクフルトは22試合を消化し、リーグでは7位につけている。24日にはアウェーのハノーファー戦を控えており、現地メディアの予想では長谷部、ハノーファー側は原口の先発が予想されている。ロシア・ワールドカップをともに闘った"日本人対決"にも注目が集まりそうだ。

 また、ELラウンド・オブ16は3月7、14日に行なわれるが、対戦カードの組み合わせ抽選会は本日22日(日本時間21時)から、スイス・ニヨンで開催される。

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