「今週末はまだ難しい。でも…」大迫勇也の気になる“復帰時期”にブレーメンSDが言及

2019年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

3月下旬の日本代表2連戦はどうなる?

攻撃陣に怪我人が続出しているブレーメン。大迫(右)の一日も早い復帰が待望されている。(C)Getty Images

 戦列復帰への道筋が見えてきたようだ。ヴェルダー・ブレーメン所属の日本代表FW、大迫勇也である。

 アジアカップでは森保ジャパンのエースとして4得点を挙げ、チームの準優勝に貢献。だが2月上旬にブレーメンの練習に再合流すると、選手本人が背中の痛みを訴え、そのまま離脱となってしまった。これにフロリアン・コーフェルト監督が怒りを露にし、記者会見で日本サッカー協会に苦言を呈する事態に。「彼はアジアカップからプレーできない状態で戻ってきた。とても驚いているし、(日本協会とは)数週間かけて話し合いたい」と語り、6月のコパ・アメリカへの派遣を見送る意向も示した。

 その結論はまだ出ていないが、やはり気になるのは大迫の回復具合だろう。ブレーメンの地元メディア『Deich Stube』が報じたのは、強化部長(SD)であるフランク・バウマン氏のコメントだ。「ユウヤは特別メニューを完璧にこなすまでになっており、確実に状態は良くなっている。だが、シュツットガルト戦(2月22日、第23節)のオプションにはまだなり得ない」と明かした。それでも、第24節のヴォルフスブルク戦(3月3日)には間に合う見込みだという。同SDは「試合までは8日間あるからね。十分だろう」と展望している。

 
 大迫が最後にブンデスリーガでプレーしたのは、昨年12月22日の第17節・RBライプツィヒ戦までさかのぼる。チームはここ5戦を2勝3分けの負けなしで現在10位。さらなる駆動力を得て上位に食い込むためには、大迫の復帰が欠かせない。サポーターも待望するところだ。

 そして、3月下旬の日本代表2連戦(コロンビア、ボリビアと対戦)で合流が叶うのかどうかも関心事。日本のファンとしては是非招集してほしいところだが──。ブレーメン側との折衝に注目が集まる。
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