デートアプリで「モデル募集」…インテルと対戦のラピド・ウィーンMF、めざすは勝利よりミラノでの出会い?

2019年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

逆転突破より大事なものが?

2月21日、サン・シーロのピッチにこのショーベスベルガーの姿はあるのか。(C)Getty Images

 マウロ・イカルディのキャプテンマークをはく奪し、エースとの内部対立が騒がれているインテルは、2月21日のヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第2レグでラピド・ウィーンと対戦する。

 主将の座を取り上げられたイカルディが遠征帯同を望まなかったオーストリアでの第1レグは、代役ラウタロ・マルティネスのゴールで1-0と勝利した。ただ1点差とあり、ベスト16進出を懸けた勝負の行方はまだ分からない。

 当然、ルチアーノ・スパレッティ監督やチームはサン・シーロでの第2レグを前に気を引き締めているだろう。だが対照的に、ラピドの中には逆転突破をあきらめている選手がいるのかもしれない。
 
 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』などが報じたところによると、ラピドMFのフィリップ・ショーベスベルガーが、デートアプリ「Tinder」を使い、ミラノでの出会いを求めているという。

 これによれば、ショーベスベルガーはアプリ内で「ミラノにはふた晩しかいない。だから、みんな急いだほうがいいよ。いま僕は、僕のモデルを探しているんだ」と申し出ているとのこと。なお自身のプロフィールには、ウィーンでの第1レグでインテルと対戦した際の写真を使っているそうだ。

 ショーベスベルガーが言う「ふた晩」は、試合前夜と当夜ということだろう。試合前日に"モデル"と会うつもりなのだろうか。いずれにしても、報道が事実であれば、ディートマー・キューバウアー監督の怒りを買うのは間違いない。

『Gazzetta dello Sport』紙は、「プロフィールを見た者は、サポーターが選手を演じているのではなく、選手本人に間違いないと確信している」「試合について話そうとしたら、マッチングから消えた」と報道。「インテル内部はいまだ緊張状態にあるが、ラピドの選手はよりリラックスしているようだ」と皮肉的に伝えている。

 なお、ショーベスベルガーはベンチスタートの見込みとのことだ。
 
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