アジア連覇を狙う鹿島が4発快勝でACL本戦出場決定!! 伊藤翔が移籍後初ゴール!

2019年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半にセルジーニョが2ゴールを奪取!

移籍後初ゴールを決めた伊藤。チームを本戦出場に導く活躍を見せた。写真:滝川敏之

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は2月19日、各地で本戦出場を懸けたプレーオフが行なわれた。県立カシマサッカースタジアムでは、鹿島アントラーズ対ニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)が行なわれ、4対1で鹿島が勝利を収め、ACL本戦出場を決めた。ACL連覇へ一歩前進した。

 鹿島は今季横浜F・マリノスから完全移籍で加入した伊藤翔や今季から10番を着ける20歳の安部裕葵らが先発。序盤からセルジーニョが積極的なミドルシュートを見せるなど、押し気味に試合を進めた。

 15分過ぎからゴールへの圧力を強めた鹿島は18分、CKの流れからセルジーニョのヒールショットのこぼれ球に反応した伊藤が押し込み、ネットを揺らす。鹿島が幸先よく先制する。

 しかし鹿島は一瞬の隙を突かれ、24分にロナルド・バルガスに同点弾を許してしまう。それでも8分後、鹿島は右サイドバックの安西幸輝がドリブルで仕掛け、クロスを上げると、これを左サイドバックの山本脩斗が頭で叩き込み、勝ち越しに成功する。鹿島が2対1と再びリードした。 

 1点リードで前半を折り返すと、後半も鹿島が攻撃のリズムを掴む。68分にはレオ・シルバが倒されてPKを獲得した鹿島は、これをセルジーニョが落ち着いてゴール左に流し込み追加点。3対1とリードを広げる。

 さらに後半アディショナルタイムには、左サイドを抜け出した途中出場の山口一真からのクロスに再びセルジーニョが合わせ、ダメ押しの4点目。勝負を決定づけた。

 結局、試合は4対1でタイムアップ。鹿島が勝利を収め、本選出場を決めた。鹿島はグループEに入り、慶南FC、ジョホール・ダルル・タクジムのほか、ベルギー代表MFのマルアン・フェライニが加入した山東魯能と同居。グループリーグは3月5日・6日に開幕する。
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