メッシを遥かに上回る決定率!エイバルのブラジル人FWが8戦9発の大暴れ…レギュラーではないのに一体なぜ?

2019年02月19日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

チームの最多得点記録の更新も視野に

ここまで得点ランク4位タイの12ゴールをマークしているシャルレス。そのシュート決定率は驚異的だ。(C)Rafa HUERTA

 まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでゴールを量産しているのが、エイバルのシャルレスだ。

 ラ・リーガ24節のヘタフェ戦、2点をリードさせて迎えた67分にPKをきっちり決めると、80分には敵DFのミスを突いて鮮やかなボレー弾。堅守が自慢の相手から2点を奪い、貴重な1ポイント奪取に貢献した(試合は2-2で終了)。

 これで直近3試合で5ゴール目。15節から出場8試合(うち2試合は途中出場)で9得点と絶好調だ。
 
 実はこのブラジル人FW、レギュラーというわけではない。セルジ・エンリク、キケ・ガルシアに次ぐ3番手格で、さすがに最近は好調を買われてスタメン起用が増えているとはいえ、ここまで出場21試合中先発は10試合に留まっている。

 それでも持ち前の得点嗅覚とPKの上手さを利して、たった40分本のシュートで得点ランク4位タイの12ゴールを記録。シュート決定率は実に30パーセントで、22ゴールのリオネル・メッシ(19.5パーセント)や15ゴールのルイス・スアレス(19.2パーセント)を遥かに上回る。

 34歳にして第二の春を謳歌しているシャルレス。この勢いなら、15-16シーズンにボルハ・バストン(現アラベス)がマークしたクラブ最多得点(18点)を塗り替える可能性も十分にある。
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