アラベスの乾貴士、古巣ベティスとの対戦はドロー。“目に見える結果”は次節以降に持ち越しに

2019年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

古巣ファンの前でいいところを見せたかったが。

古巣ベティスとの一戦に、乾はスタメン出場。83分までプレーした。(C)Getty Images

 現地時間2月17日に開催されたラ・リーガ第24節、ベティス対アラベスの一戦は、1-1のドローに終わった。この冬にベティスからアラベスに移籍した日本代表の乾貴士は2試合連続のスタメン出場。83分までプレーしている。

 アラベスでのデビュー2戦目にしていきなり古巣との対戦となった乾。会場は昨年末までの"ホーム"ベニート・ビジャマリンとあって、古巣のファンの前でなんとか目に見える結果を残したかったが、アラベスの背番号11がゴールに絡むことはなかった。
 
 先制したのは、ホームのベティスだった。15分、ウィリアム・カルバリョを起点とした鋭いカウンターから、アルゼンチン代表のジオバニ・ロ・チェルソが左足で押し込んだ。

 だがアラベスも28分、すぐに同点に追いつく。ちょうどその1分前、ゴールライン上ぎりぎりのところでクリアし、2失点目の危機を防いでいたチリ代表DF、ギジェルモ・マリパンが、FKのチャンスから右足で押し込んでいる。

 総シュート数はアラベスの6本に対しベティスが19本。ボールポゼッションも66%と、データの上では完全にベティスが上回ったが、アラベスは守護神フェルナンド・パチェコを中心とした自慢の堅守で敵の猛攻をしのいだ。

 試合は結局1-1のドロー。前節のレバンテ戦、攻守両面で存在感を放った乾は、そうした守備的な展開の中でシュート0本という結果に。今季のリーガにおける初ゴール&初アシストは、現地時間2月23日に行なわれる次節のセルタ戦以降に持ち越しとなった。
 
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