J1最新版「推定市場価格ランキング」トップ50! 新助っ人や森保J国内組の評価額は──

2019年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

堂々1位はイニエスタ、日本人選手トップは清武

左上から時計回りに、F・トーレス、イニエスタ、L・ダミアン、そして槙野。いよいよ金曜日、J1の2019年シーズンの幕が上がる。(C)SOCCER DIGEST

 世界中のプロフットボーラーの「推定市場価格」を独自の集計方式で算定しているのが、ドイツの移籍情報専門サイト『transfermarkt』だ。近年はアジアやアフリカ地域のデータ収集に力を入れており、いまでは日本サッカーもJ1からJ3、さらにはJFLまで網羅されている。

 ここでは、2019年シーズンの開幕が4日後に迫ったJ1リーグに対象選手を絞り、「推定市場価格」トップ50を紹介していこう。

 堂々1位に輝いたのはほかでもない、今季も最大の注目を集めるだろう、ヴィッセル神戸の元スペイン代表FWアンドレス・イニエスタだ。2012年夏に7000万ユーロ(約91億円)の最高値を叩き出した名手は、34歳となったいまも675万ユーロ(約8億7750万円)の高水準をキープ。昨年のこの時期に1位だったジョー(名古屋グランパス)を抑えて、トップの評価額を得ている。

 今季の神戸でイニエスタと魅惑のトライアングルを形成するのが、ルーカス・ポドルスキとダビド・ビジャの"世界王者コンビ"。前者は11位タイの230万ユーロ(約2億9900万円)で、後者は37歳という年齢が影響してか、41位タイの150万ユーロ(約1億9500万円)に落ち着いた。金曜日の開幕戦(セレッソ大阪戦)で先発揃い踏みなるか。新生トリオのハイパフォーマンスに期待だ。

 
 3位のファブリシオ(浦和レッズ)、4位のフェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)に続いて、5位に付けたのが清武弘嗣(C大阪)である。欧州から日本に活躍の場を戻して丸2年が経つが、同サイトでの評価は依然として高く、昨年と同様に日本人選手でトップに立った。続いて川崎フロンターレの主将、小林悠が6位に食い込んでいる。

 土曜日のゼロックス・スーパーカップで豪快弾を決めて、鮮烈な日本公式戦デビューを飾ったレアンドロ・ダミアン(川崎)は250万ユーロ(約3億2500万円)で7位。アジアカップを戦った森保ジャパンの国内組では、槙野智章(浦和)の200万ユーロが最上位で、昨季JリーグMVPの家長昭博(川崎)とともに13位タイの評価額となった。

 トップ50をチーム別で見ると、浦和が最多8人をエントリーさせ、J1王者・川崎の7人を上回っている。いまひとつ低めの評価なのが、ガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョで、29位タイの165万ユーロ(約2億1450万円)。そのほか圏外では、鳥栖の新助っ人MFイサック・クエンカも100万ユーロ(約1億3000万円)で、89位タイにとどまっている。

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