2021年のU-17W杯を目指すU-15代表が初の練習試合を実施!尚志高に対してリードを奪うも…

2019年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

育成年代のスペシャリスト、森山監督率いるU-15代表は3-4で逆転負け

3世代連続でU-17W杯を目指すチームを託された森山監督。ここからどのようなチームに仕上げていくのか注目だ。写真:佐藤博之

 2月13日、福島県のJヴィレッジで合宿中のU-15日本代表が尚志高とトレーニングマッチを行なった。

 2021年のU-17ワールドカップを目指すU-15代表にとって、今回がチーム発足後初めての活動となる。現U-17代表でも指揮を執る森山佳郎監督のもと、34名の選手が1年生主体の尚志高とのゲームに臨んだ。
 
 試合は40分×3本で実施。1本目は22分に先制点を許したものの、36分に梶浦勇輝(FC東京U-15深川)が同点ゴールを奪い、その直後には北野颯太(C大阪U-15)が逆転弾を決めた。迎えた2本目も7分に斉藤柚樹(清水Jrユース)が加点するなど、年上の相手に対してゲームを優位に進めていく。

 だが、ここからU-15代表は相手の勢いに飲まれてしまう。25分と33分に連続で失点。一気にタイスコアに戻されると、3本目の29分に勝ち越し点を捻じ込まれた。ここから反撃を試みたものの、得点は奪えず。リードを守り切れなかったU-15代表は3-4で敗戦を喫した。

 試合後にJFAを通じて斉藤が試合と個人の出来を総括している。

「自分はFWで守備の意識が低かったのですが、チームのために頑張ろうと考えると攻撃も守備も段々と出来るようになりました。尚志高校との試合では得点を取ることが出来ましたが、まだまだ決定機の場面で決められていないので、残りの2日間で決めるところで決められるようになりたい」

 ゴールを奪う活躍にも自身の出来にはまだまだ満足していない斉藤。ほかの選手たちも含め、限られた時間のなかでどこまでアピールできるのか。今秋のU-16アジア選手権1次予選に向けて、各選手たちの意欲的な取り組みがさらに見られそうだ。
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