「最後の1分までプレーを楽しんでいた」 アラベスでデビューした乾貴士をスペイン紙が称賛! 乾本人の自己評価は…

2019年02月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「外しまくったー」と嘆きつつも「勝てて良かった」

乾はデビュー戦とは思えないほど積極果敢なプレーを披露。アラベスの勝利に貢献した。 (C) Getty Images

 現地2月11日、ラ・リーガ第23節アラベス対レバンテ戦が行なわれ、ホームのアラベスが2-0で勝利。今冬にベティスからレンタルで加入した乾貴士は先発でデビューし、88分までプレーした。

 新天地でのデビュー戦。スペイン・メディアの乾に対する評価は上々のようだ。

 スペイン全国紙『MARCA』は、「ベティスからレンタルで移籍した乾貴士が、アラベスの一員として初めてプレー。開始直後から新天地でのプレーを満喫し、レバンテを下すための勢いをチームにもたらした」と称賛。

 また、地元紙『EL ELCORREO』のイニーゴ・クレスポ記者は、「日本人のウインガーは、勝利を求めて修正を続けるアラベス、そしてアベラルド監督にとって、目新しい貴重な存在だった。アラベスはこの冬の市場で最後に追加された選手に、ポジションを与えることをためらわなかった。その成果として、ベティスから借り受けたプレーヤーは正しくウイングのポジションで躍動し、ホニとホナタン・カレリによる攻撃的な関係にうまく加わっていた」と、チーム戦術にフィットした乾の戦いぶりを称えた。

 ラ・リーガの公式アカウントも乾のアラベスにおけるデビューに触れ、「彼は最初から最後の1分までプレーを楽しんでいた」とその躍動ぶりを伝えている。現地メディア『BURGOS CONECT』は、88分に乾がピッチを去る際、スタジアムに詰めかけたサポーターからスタンディングオベーションが贈られた様子を報じている。

 デビュー戦を終えた乾は自身のSNSを更新し、「勝ったー!!疲れたー!!外しまくったー。でも、とりあえずチームが勝てたのが良かったー。また頑張ろう!!応援よろしくお願いします」と発信。

 何度かあった決定機を逸したことは嘆いていたものの、デビュー戦を終えてホッとした心境を明かしている。またこの投稿には、レバンテ戦で何度も乾とポジションチェンジを繰り返したサイドアタッカーのホニも、拍手を送る絵文字を残している。

 アラベスは次節、現地2月17日に敵地でベティスと対戦する。

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