「オー、ノー!」と悶えながらも“危機”を乗り越えたリバプールMF、下痢にも負けず勝利に貢献!

2019年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

1ゴールをゲットする活躍を披露

ハーフタイムにはトイレに駆け込んだというヴァイナルダム。1ゴールを奪う活躍でチームの勝利に貢献した。(C)Getty Images

 リバプールのジョルジニオ・ヴァイナルダムは、2月9日のプレミアリーグ第26節ボーンマス戦で、体調不良にもかかわらず先発出場し、77分までのプレーで1得点をあげるなど勝利に貢献した。

 膝の問題で前節のウェストハム戦を欠場していたヴァイナルダム。英紙『Guardian』によると、7日に膝の件で処方された錠剤を飲んだことが胃のトラブルにつながったという。

 ヴァイナルダムは、「胃痛を誘発するかもしれない錠剤だった。実際に服用して痛みを感じたんだ。その錠剤からくる痛みだと思った」と振り返った。

「最後は吐くようになってしまい、みんながちょっと心配していた。8日は練習せず、ほかの選手たちに感染するかもしれないからと、ホテルで寝ることもできなかったんだ」

 そして試合当日、ヴァイナルダムはユルゲン・クロップ監督から問われた際、出場に向けて前向きな答を返した。だが、「朝の時点でまだ弱っていたし、下痢だったんだ」と明かしている。

「錠剤はすごく(膝の)助けになった。でも、ハーフタイムもすぐトイレに走らなければいけなかったんだ。『オー、ノー!』って感じだった。でも、駆け込んでなんとかコントロールできたのさ」
 
 2試合連続ドローでマンチェスター・シティに勝点差を詰められていたリバプールだけに、ヴァイナルダムは「勝てばいつだって反応は良い。3得点・無失点ならなおさらだ」と喜びを表わしている。

 だが、消化が1試合少ないとはいえ、シティとは同勝点だ。ヴァイナルダムは「1試合だけでなく、すべての試合で答を出していかなければいけない」と、シティとのタイトルレースに意気込んだ。

「(シティと競うのは)難しいことだけど、それは最初から分かっていたこと。僕らは自分たちのパフォーマンスと結果をコントロールしなければいけない。すべての試合で全力を尽くし、そして結果を見てみよう。僕らが良くなっているのは、開幕時と比べて分かるはず。前進し続けなければ」

 悲願のリーグ優勝を目指すリバプール。19日のバイエルンとのチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦第1レグを経て、リーグ次節は好調マンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦する。
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