「アーセナルみたいに弱い!」元リバプールDFキャラガーがマンCに大敗のチェルシーを酷評!

2019年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

完膚なきまでに打ちのめされたチェルシー

アザールら攻撃陣も良いところなく終わったチェルシー。ここにきてその勢いにブレーキがかかってきた感も。 (C) Getty Images

 現地時間2月10日、プレミアリーグ第26節が行なわれ、マンチェスター・シティは本拠地でチェルシーを6-0で下した。プレミアリーグの優勝戦線を占う大一番でもあっただけに、衝撃的なスコアがついたことが大きな話題を呼んでいる。

 開始早々の4分にラヒーム・スターリングのゴールで先制したシティは、そこから怒涛のゴールショーを披露。13分と19分にセルヒオ・アグエロが決め、25分にイルカイ・ギュンドアンがミドルシュートを炸裂させると、後半もその勢いは止まらず、56分にはアグエロがハットトリックを達成。そして80分にスターリングがトドメの一撃を見舞った。

 圧巻のゴールラッシュで首位の座をキープし、英紙『Daily Mail』から「破壊的で最高のショー」と絶賛されたシティに対し、完膚なきまでに打ちのめされ、1990年以来となる敵地で2試合連続4失点以上の屈辱を味わったチェルシーには、非難の声が相次いでいる。

 なかでも手厳しく批判したのは、元リバプールDFのジェイミー・キャラガーだ。

 この試合を中継していた英衛星放送「Sky Sports」で解説を務めていたキャラガーは、「私はこの試合までのチェルシーのいくつかのパフォーマンスについて"恥だ"と評してきたが、今回はとくに最悪だ」と述べ、さらに次のようにこき下ろした。
 
「サッリは1年目の半分を終えたところだが、自分が言えるなかで最悪のことは、彼がチェルシーをアーセナルに変えてしまったように見えるということだ。この7、8年のアーセナルは、敵地でのビッグゲームでボコボコにされてきた。それは彼らがあまりに弱かったからだ。これまでのチェルシーはそうじゃなかったが、今はそうなってしまっている」

 キャラガーは辛口な批評が人気を博している解説者で、ビッグマウスが売りでもあるが、確かに今シーズンのチェルシーはいわゆるトップ6とのアウェーゲームで3戦全敗。さらに直近3試合でも全敗と、勝負弱さが顕著である。ゆえに彼の指摘はあながち間違ってはいない。

 そしてキャラガーはサッリのチェルシーに対して、最後にこう付け加えた。

「今日ここで我々が見たのは、本当に弱いフットボールチームだ」

 シティに大敗を喫し、6位に後退したチェルシー。来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を手にするうえで、これ以上の取りこぼしは許されないが、はたしてここから復調できるのか。ちなみに次のアウェーゲームは、現地時間3月2日に行なわれるプレミアリーグ第29節のフルアム戦だ。

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