東京Vユースコンビが活躍!2021年のU-20W杯を目指すU-18代表がスペイン遠征初戦を制す!

2019年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

スペイン遠征の初戦を制し、次はU-18セルビア代表と対戦する

チームを率いるのはU-20代表の指揮官を務める影山監督。ここからチームを作り上げ、今秋にU-19アジア選手権の予選に臨む。写真:徳原隆元

 2月5日、スペインで開催されている「U-19 International Tournament  Copa del Atlantico U-18」に参加中のU-18日本代表は、初戦でカナリア諸島選抜と対戦した。
 
 2021年のU-20ワールドカップを目指すチームにとって、今回の遠征が最初の活動。チームを指揮する影山雅永監督はGKに三井大輝、DFに中村拓海、山﨑大地、馬場晴也、植松健斗、MFに小田裕太郎、松岡大起、中山陸、山本理仁、松橋優安、FWに櫻川ソロモンを起用して初陣に臨んだ。
 
 柴崎岳が一昨年まで所属していたリーガエスパニョーラ2部のテネリフェ、同1部のラス・パルマスに籍を置く選手たちで構成される相手に対し、序盤から押し込まれる展開が続く。そうした流れを変えたのが、東京Ⅴユースコンビだ。23分、山本のパスから松橋が右サイドを抜け出すと、冷静にシュートを決めて先制に成功。ふたりの活躍で息を吹き返すと、直後の25分に中山のスルーパスから小田がネットを揺らしてリードを広げた。

 迎えた後半は46分に出端を挫かれて失点し、49分にPKを相手に与えてしまう。それでも途中出場のGK板橋洋青がビックセーブ。絶体絶命のピンチを凌ぎ1点のリードを死守する。以降も攻め込まれたが、日本は粘り強く守って2-1で勝利。大会初戦を白星で飾った。
 
 日本サッカー協会を通じて馬場が試合を総括。「トレーニング時間が少ない中、前半は良い形で攻撃ができていたと思います。後半は立ち上がりから前に力をもってくる相手に対して、受け身となり主導権を握れず、ピンチを迎える場面が多かったです」と、守備で後手に回った試合を振り返った。

 そして、今大会で対戦する相手についても言及し、「既にプロリーグで戦っている選手が多い、セルビアやスペインに対して自分は何が通用し、何が通用しないのかを身をもって感じたいです。連戦ですが集中力を切らさず勝利に貢献したいです。そしてこの大会を優勝という最高の形で終え、自分のチームの成長に繋げたいです」と残り2試合について想いを語った。
 
 好スタートを切った日本。次は現地時間の6日にU-18セルビア代表と対戦する。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事