アリ・ダエイの得点記録も塗り替え、アジア屈指の点取り屋に
MVPと得点王を同時に手にして笑顔を浮かべるカタールの主砲アリ。その表情からも彼が充実の時を送っていることが分かる。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
現地時間2月1日、アブダビのザイード・スポーツシティ・スタジアムで、アジアカップの決勝が行なわれ、カタール代表が日本代表を3-1で下して、同大会初優勝を成し遂げた。
カタールにとっての悲願達成に大きく貢献したのは、今大会のグループリーグから大暴れをした22歳の若き主砲であるアルモエズ・アリだ。
初戦のレバノン戦で幸先よく今大会初ゴールを挙げたアリは、続く北朝鮮戦ではアジアカップ史上4人目となる1試合・4ゴールを達成。第3節のサウジアラビア戦でも2ゴールを挙げ、計7ゴールを叩き出した。
決勝トーナメントに入ってからは相手のマークにやや苦戦したアリは、1回戦のイラク戦、準々決勝の韓国戦ではノーゴールに終わったものの、準決勝のUAE戦では1ゴールをマーク。そして、森保ジャパンとの決勝では、12分に滑らかなトラップからの鮮やかなオーバーヘッドで先制点をゲットし、カタールのアジア初制覇を大きく手繰り寄せた。
通算ゴール数を「9」に伸ばしてカタール人史上初の得点王となったアリは、1996年のUAE大会でイラン代表FWのアリ・ダエイが記録した8点を上回る大会最多得点記録を更新した。
カタールにとっての悲願達成に大きく貢献したのは、今大会のグループリーグから大暴れをした22歳の若き主砲であるアルモエズ・アリだ。
初戦のレバノン戦で幸先よく今大会初ゴールを挙げたアリは、続く北朝鮮戦ではアジアカップ史上4人目となる1試合・4ゴールを達成。第3節のサウジアラビア戦でも2ゴールを挙げ、計7ゴールを叩き出した。
決勝トーナメントに入ってからは相手のマークにやや苦戦したアリは、1回戦のイラク戦、準々決勝の韓国戦ではノーゴールに終わったものの、準決勝のUAE戦では1ゴールをマーク。そして、森保ジャパンとの決勝では、12分に滑らかなトラップからの鮮やかなオーバーヘッドで先制点をゲットし、カタールのアジア初制覇を大きく手繰り寄せた。
通算ゴール数を「9」に伸ばしてカタール人史上初の得点王となったアリは、1996年のUAE大会でイラン代表FWのアリ・ダエイが記録した8点を上回る大会最多得点記録を更新した。
試合後には、今大会の最優秀選手にも選出され、名実ともにアジア屈指のストライカーとなったアリ。それだけにメディアの評価も急上昇中で、世界的ネットワーク『Fox Sports』のアジア版は、「アリがチームに活力を与えた」と絶賛。さらに今大会の目を見張るプレーぶりについて次のようにも記した。
「あのアリ・ダエイの大会得点記録も塗り替えたアリは、このアジアカップで常に相手ディフェンダーたちの脅威であり続けた。日本戦で決めたオーバーヘッドシュートは間違いなくカタールがアジア制覇を成し遂げるための道を切り開いた」
ゴラッソを連発して、声価を高めたアリ。その存在は今後も日本にとって大きな脅威となっていきそうだ。
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