日本代表はアジアカップ決勝でカタール代表に１－３で敗れ、２大会ぶりの優勝を逃した。

　準優勝から中３日で臨んだ日本は中２日のカタールに苦戦を強いられ、前半で２失点を食らう。０－２で迎えた69分に南野の今大会初ゴールで１点を返したが、83分にVARで吉田がハンドを取られてＰＫを献上。これをアクラム・アフィフに決められると、日本に反撃する気力は残されていなかった。
 

　試合後、フラッシュインタビューに応じた森保監督は「我々もアジアカップ優勝を目標にしてやってきました。応援してくれる方々も優勝を期待してくださっていましたが、結果として優勝できないのは非常に残念に思います」と、声援を送ってくれたサポーターたちに頭を下げた。
 
　ただ、大会を通じて懸命に戦ってきた選手やスタッフに対しては、感謝しかないという。

「選手は準備のところからチームのために成長を掲げながらやってくれて、スタッフは支えてくれた。チームに誇りを持ってもらえればと思います」
 
　約１か月に渡る戦いは準優勝で幕を閉じた。「負けたということは相手のほうが強かったということ。しっかりとこの試合、この大会、そして我々のチームを分析して、次にしっかりとステップアップしていきたい」と森保監督。様々な想いを抱えながらも、指揮官はすでに次なる戦いを見据えている。

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