暫定指揮官としてアルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督は以前、リオネル・メッシをチームに加えられないことが唯一残念だと口にした。

　だが、その機会がついに訪れるかもしれない。『ESPN』によると、３月の国際親善試合で、メッシがいよいよ代表に復帰するという。

　優勝したフランスに決勝トーナメント１回戦で敗れたロシア・ワールドカップを最後に、メッシは代表活動から遠ざかっていた。
 

　スカローニ監督は先日、メッシの代表復帰について「３月の試合に向けたリストを出す前に話し合うだろう」と、可能性があることを示唆していた。

「その時が来たら、彼と話すよ。我々は良い感触を持っている。彼が我々と一緒になり、ハッピーでいられることを願っている」

　そして『ESPN』は、その３月のフレンドリーマッチでメッシがふたたび代表のユニホームに袖を通すと報じた。アルゼンチンは３月22日にベネズエラと、同26日にモロッコと対戦する。

　また、アルゼンチンは日本代表も参戦する６月のコパ・アメリカのグループステージで、コロンビア、パラグアイ、カタールと同グループに入っている。

　代表デビューから14年。主要タイトルに恵まれず、たびたび批判を浴びせられてきたメッシ。復帰について本人からはまだ公のコメントが届いていないが、ふたたび代表でその雄姿を見ることができるのか。そして、コパ・アメリカで悲願の戴冠を果たすことができるだろうか。