香川真司はベジクタシュに駆け込み移籍!? 2億円の買い取りオプション付きレンタルでの加入が有力に

2019年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

すでに本人もトルコ入りとも

モナコ入りが破談に終わっていたことが報じられた香川だが、ここにきてトルコの名門への移籍が進展しているようだ。 (C) Getty Images

 フランス行きから一転、トルコの名門への移籍が加速しているようだ。

 現地時間1月30日、トルコ紙『Fanatik』は、ドルトムントに所属する日本代表MFの香川真司をベジクタシュがレンタルで獲得合意に至ったと報じた。

 今冬の移籍市場でスペイン挑戦を公言していた香川。だが、その希望が叶うオファーは舞い込んでこず……。ドルトムントも移籍金を値下げして交渉に応じる構えを見せるなか、これまでにシュツットガルトとフランクフルト、フランスのボルドーなどとの交渉が報じられたが、いずれも具体的な動きはなく、今冬のマーケット閉幕を迎えようとしていた。

 そんななか、現地時間30日にはフランス誌『France Football』が、「カガワを迎えることになりそうだ。ボルシア・ドルトムントの日本人MFはリュシアン・ファブレの構想にまったく関与しておらず、行き詰まり状態にある。木曜日(31日)の夜までにユニホームを変えるだろう」と報道。急転直下でのモナコ行きが決定的となったことが日本でも一斉に伝えられた。

 しかし、同日中に状況は一変する。モナコがトッテナムからフランス人MFのジョルジュ=ケビン・エヌクドゥを期限付きで獲得することが決まったため、香川との交渉が破談に終わったとフランス紙『L'Equipe』が伝えたのである。
 
 そうしたなかでベジクタシュ移籍を断定的に伝えたのが『Fanatik』だった。

 トルコ最大の大衆紙である同紙は、30日に「ベジクタシュとドルトムントがカガワを巡って、買い取りオプション付きの期限付き移籍で合意した」と報道。そのレポート記事内では、「契約は今年6月まで。レンタルフィーが110万ユーロ(約1億4300万円)で、買い取り額は160万ユーロ(約2億800万円)になる」と具体的な情報も明らかにされている。

 同紙によれば、すでに香川はトルコ入りしており、31日に行なわれるメディカルチェックを無事に終え次第、正式に契約となる運びになっていおり、マーケットの最終日に駆け込み移籍することになりそうだという。

 欧州の冬の移籍マーケットは、現地時間1月31日にクローズする。タイムリミットが刻一刻と迫るなか、ドルトムントで不遇をかこった香川真司は移籍を無事に決められるだろうか?
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