【アジア杯決勝】大手ブックメーカーの支持は圧倒的に日本! 暫定オッズで驚きの「1.00倍」をつける社も

2019年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最初の得点者」の狙い目はずばり、冨安&吉田!

イラン戦で2得点の大迫は「最初の得点者」で1番人気に。カタール代表のエースで得点ランク首位のアリを凌いだ。(C)AFC

 現地時間2月1日、ついにファイナルを迎えるアジアカップ2019。準決勝で優勝候補筆頭のイラン代表を3-0で葬り去った森保ジャパンが、史上5度目の大会制覇を賭け、カタール代表と雌雄を決する。

 やはりイランを相手に完勝を収めたインパクトは、計り知れなく大きかったようだ。決勝戦を前に世界的ブックメーカーが続々と勝敗オッズを更新。どこもかしこも日本を圧倒的に支持しており、もはや賭けが成立しない数値を付けている社もある。

 さっそく、大手数社による「90分での勝利オッズ」を見てみよう。左の数値が日本、右がカタールだ。

『Ladbloke』 1.10倍/2.90倍
『bet365』 1.00倍/3.50倍
『skybet』 1.00倍/2.75倍
『William Hill』 2.05倍/3.80倍
『188bet』 1.08倍/2.75倍
『sportingbet』 1.15倍/2.80倍
『betway』 1.11倍/2.75倍

 英国の『Willim Hill』社は普段から高めのオッズ設定をしているため唯一2.00倍以上のオッズを付けているが、ほかはすべて1.15倍以下である。『bet365』と『skybet』の両社にいたっては驚きの1.00倍で、日本の勝利に賭けても、このままでは元金払い戻しとなってしまう。ただ、試合まではあと2日もある。今後カタールに賭けるベッターが増えるのは間違いなく、さすがに「1.00倍」のまま終わるとは思えないが……。

 
 上記7社の平均値を換算すると、以下の結果となった。

日本の90分勝利 1.35倍
引き分け(延長・PK戦決着) 2.45倍
カタールの90分勝利 3.03倍

 どれだけ下馬評が高く、人気を集めようとも、メンタルタフネスを備えるいまの日本代表には関係ないだろう。

 ちなみに『Willim Hill』はそのほかにもさまざまな予想オッズを付けているが、面白いのが「最初の得点者」だ。

 ここで1番の評価を得たのが大迫勇也で5.50倍。目下8得点を挙げて得点王争いのダントツトップを走るカタール代表のエース、アルモエズ・アリの6.00倍を抑えた。2番手タイに北川航也が付け、南野拓実と武藤嘉紀が6.50倍、原口元気と伊東純也が8.50倍と続き、日本勢が幅を利かせている。高めの配当金ならずばり、リスタートで脅威となる冨安健洋(26.0倍)と吉田麻也(29.0倍)が狙い目だろう。

 はたして、アジアのみならず世界が注目する大一番はどちらに軍配が上がるのか。試合は日本時間2月1日、23時のキックオフだ。
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