「ショウヤはこれ以上うちでプレーしない」ポルティモネンセ監督、中島翔哉の退団を認める

2019年01月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍先については「知らない」

ポルティモネンセ退団が確実となった中島。果たして移籍先は。 (C) Getty Images

 現地1月29日、ポルトガル・リーグの第18節が行なわれた。ポルティモネンセはシャベスと対戦し、0-1で敗北している。

 同クラブに所属する中島翔哉は、負傷のためメンバー入りしていなかった。だが、試合後の会見でアントニオ・フォーリャ監督は中島の退団を認める発言をした。

「ショウヤ・ナカジマはもうこれ以上ポルティモネンセのプレーヤーとしてピッチに現れることはない。彼は売却された。私は具体的なことを知らないし、知りたいとも思わない。

 ただ、彼がポルティモネンセに在籍している間、明らかに高いレベルで素晴らしい仕事をしてくれた。一緒に仕事ができたことは貴重な経験だった。彼の持つ高いクオリティーと仕事ぶりを披露し続け、ショウヤが成功することを願っている」

 アジアカップを負傷のために断念し、ポルティモネンセでリハビリに励んでいた中島。つい先日は会長らスタッフが使用している公式SNSに、ピッチでボールを使いながらリハビリする様子が動画でアップされていた。復帰は間近だと報じる現地メディアもあったが、このままポルトガルリーグを後にすることは間違いないようだ。

 今冬の中島翔哉の退団は確実と見られる。憶測は流れているが、公式な発表はまだない。日本が誇るアタッカーの行先ははたして、どこになるのだろうか。
 

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