「昨日はごめんねって…」長友佑都がエレベーターで遭遇したイラン代表選手とのやりとりを明かす|アジア杯

2019年01月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スポーツの素晴らしさを感じた瞬間」

イラン戦のドタバタで酷い仕打ちを受けた長友(5番)だったが、翌日の出来事で「熱くなってたものがすっと消えた」という。(C)AFC

 月曜日に行なわれたアジアカップ準決勝で、日本代表はイラン代表を3-0で撃破。史上初となる5度目の大会制覇まであと1勝に迫り、金曜日のファイナルではカタール代表と対戦することが決まった。

 一方で、海外メディアを中心に尾を引いているのが、イラン戦の終了間際のドタバタだ。イラン代表のサルダール・アズムンが大迫勇也と接触したことを発端に、柴崎岳がそのアズムンに顔をはたかれると、両チームの選手が入り乱れてあわや乱闘の大騒動に。しかもアズムンがお咎めなしで、羽交い絞めされていた長友佑都にイエローカードが提示されるなど、日本側からすれば後味の悪い幕切れだった。

 その翌日だ。森保ジャパンはイラン代表チームと同じホテルに滞在していたが、長友がエレベーター内で遭遇した出来事をツイートした。彼らしく、正直な心情を明かしている。

 終了間際の乱闘は腹立ったけど、さっきエレベーターでイランの選手と一緒になり、昨日はごめんねって謝ってきた。自分も挑発したから謝った。熱くなってたものがすっと消えた。ピッチ上は国を背負いプライドがぶつかり合う。ピッチ外では同じ人間で仲間だ。スポーツの素晴らしさを感じた瞬間」

 アズムン自身もSNS上で軽率な振る舞いを謝罪しており、当事者である長友は「水に流して尊重し合おう」と呼びかけたのだ。

 
 チームは火曜日に決勝の舞台となるアブダビに到着。その移動前に長友は日本代表18名が揃い踏みの集合写真を投稿した。準々決勝のベトナム戦で堂安律がゴールを決めた際、長友は指先をカニのようにして両手を交差する謎のポーズで共に祝福したが、これを何人かの選手が真似てみせた。

 槙野智章は同じ写真をインスタグラムに載せ、「一つだけ言わせて。全く流行ってないポーズだから、敢えてみんなで。決戦の地へ、出発!」と一蹴し、「#流行ってないよ」と念を押した。

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