宮市亮、リーガ再開後の初戦で先制ヘッド炸裂! しかしザンクトパウリは終盤に逆転を許す…

2019年01月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

5試合連続スタメンで今季3点目!

勝利には繋がらなかったが、宮市は17節グロイター・フュルト戦以来となるゴールで結果を残した。 (C) Getty Images

 1月29日(現地時間)、ブンデスリーガ2部の第19節が行なわれ、ザンクトパウリは1-2でダルムシュタットに敗れた。
 
 1か月以上のウィンターブレイクを終えて迎えたリーガ再開の初戦、3連勝&7戦負けなしの3位ザンクトパウリは、13位ダルムシュタットのホームに乗り込んだ。宮市亮は5試合連続でスタメン入りし、2列目右サイドで試合開始を迎えた。
 
 序盤はホームチームがペースを握り、スピーディーにボールを繋いで相手ゴールに迫り、23分には右サイドのクロスを競り勝ったFWドゥルスンが頭で合わせて惜しいシュートを放ち、その4分後には波状攻撃からホラント、シュタルクが立て続けに惜しい一撃を浴びせる。
 
 ザンクトパウリは縦に速い攻撃を仕掛けようとするが、なかなか良いかたちでボールを前に運べない。宮市は試合開始後、すぐに左サイドに移るも、ボールに触れる機会は少なく、自陣で守備に忙殺される時間が続いた。
 
 しかし37分、宮市と入れ替わりで右サイドに入ったデーリがドリブル突破してからクロスを入れると、これを頭で合わせたのは宮市。今シーズン通算3点目のゴールで、先制点をアウェーチームにもたらした。
 
 ここから主導権を握ったザンクトパウリは、44分にも宮市のパスを受けたFWディアマンタコスのシュートが右ポストを直撃という決定機を作り、前半を終えた。
 
 後半は立ち上がりから攻勢に立ち、ディアマンタコスが幾度かシュートチャンスを得るが、GKフェルナンデスの好守などに遭って、ザンクトパウリは追加点を奪うには至らない。
 
 そして60分、後半も積極的なプレーで2点目を狙った宮市は、ソボタと交代でベンチに退いた。
 
 ここからダルムシュタットも反撃を仕掛け、ドゥルスンらが同点ゴールに狙うも、ザンクトパウリはGKインメルマンらがこれを阻み続ける。
 
 終盤に入り、リードするザンクトパウリは選手交代で守備に重点を置き始めたが、81分、シュタルク→メフレム→ヘラーと素早くダイレクトでパスを繋がれてペナルティーエリア侵入を許し、強烈なシュートでゴールを割られてしまった。
 
 追いついたダルムシュタットは、勢いを得て直後にも惜しい場面を迎える。そして終了間際の89分、プラッテの技巧的な浮き球のパスを受けたドゥルスンが、ダイレクトボレーでゴールに叩き込んで、逆転ゴールを決めた。
 
 宮市のゴールを守り切れなかったザンクトパウリは、後半戦黒星発進……。次節は、2月4日にウニオン・ベルリンをホームに迎える。
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