アジアカップの準々決勝、韓国代表対カタール代表は１月25日、ザイード・スポーツシティ・スタジアムで行なわれ、１-０でカタールが勝利を収め準決勝進出を決めた。日本の宿敵・韓国がベスト８で姿を消している。

　試合は互いに譲らぬ攻防を見せ、０-０で推移。前半をスコアレスで折り返す。後半に入っても互いに決め手なく進んだが、78分、カタールが均衡を破る。アクラム・アフィフのアシストから、パスを受けたアブドラジズ・ハテムが左足のシュートでネットを揺らした。

　終盤、韓国もチ・ドンウォン、イ・スンウなど攻撃陣のタレントを投入して勝負を仕掛けるが及ばず。結局、１対０でカタールが勝ち切り、ベスト４へ駒を進めた。１月29日の準決勝では、オーストラリアとUAEの勝者と対戦する。

　カタールは、初めてのアジアカップ４強入り。次回ワールドカップ開催国が確かな強化の成果を見せつけている。